2024年08月24日

科学者会議の全国シンポジウムin敦賀

24日の午前中は、

25日に実施する、子ども食堂ネットワークの

ひとり親世帯等への食料等の無料提供の準備で、

120世帯分のお米の袋詰めをしました。



午後からは、科学者会議の

原子力発電問題全国シンポジウムの

現地見学会でした。


マイクロバスに乗って、

まず、日本原電PR館へ…


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日本原電では、原発の写真を撮るのは禁止。


以前は、撮影スポットもあったのに…なぜ?


3、4号機の建設予定地の見学も断られたし…


模型を見て、説明をお聞きするのみ。


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次に、もんじゅが見える白木へ。


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最後に、関西電力美浜PR館へ。


「山本さま」と書かれてて、ドキッ😃💧


科学者会議の山本富士福井大学名誉教授が

申し込んだから、でした。


スコープつけて、発電所の中をバーチャル体験。


空飛んで発電所まで行ったり、

使用済燃料プールを上から眺めたり…

すごかったです。


「敦賀には、初めて来た。

原発を実際に見ることができて

来て良かった」など、喜ばれて良かったです。



さてさて、私は、マイクロバスの中で、

前の晩3時半までかかってつくった原稿を使い、

敦賀は鉄道と港の町で…

などと、敦賀の歴史の紹介から始まり…


嶺南に廃炉作業中も含め原発が15基あって、

うち、7基が敦賀半島にあること…


かつて、敦賀市では、

原発関係の収入の割合は35%だったが、

現在は約10%に減っていること…


電源三法交付金は、

かつて、ハード事業にしか使えず、

ハコモノ建設で維持管理の負担が多いこと…


でも、現在、ソフト面でも使えるようになり、

約48%が人件費に使われ、

他は、清掃センターやゴミ収集業務、

学校給食センターの調理業務などの

委託費などに使われていること…


30年前、日本原電3,4号機増設について

住民投票条例を求める署名行動で

「原発は孫子の代まではいらない」等と

多くの市民が署名に協力してくれたこと…


子どもの国という市の児童の施設では、

無料で使える、核燃料棒をつかむ

大きなUFOキャッチャーがあったり、

ロボットの周りに放射線の測定器があったり、

幼い頃から、原発に親しむ施設があること…


敦賀市内に原発PR館がいくつもあり、

理科の時間に見学に行ったり、

出前講座で電力会社の写真が

学校に授業に行くなど、

原発について学校でも教えていること…


でも、3.11以降、2年間取り組んだ

原発を再稼働しないで!と求める署名では、

フクシマ原発事故を目の当たりにして、

原発事故が起きれば、逃げる所も無い、

逃げてもすぐには帰られない事を知り、

ふるさと子や孫に残したいと

署名に協力してくれたこと…


原発労働者が、他に働くところさえあれば、

原発はいらないと署名をしてくれたこと…


原発の避難計画では、

発電所から5キロ圏内の住民は、

事故が起きる前に避難することになっていて、

30キロ圏内の住民は屋内退避し、

放射線量が20μシーベルト以上になって

はじめて避難することになっているが、

地震が来て家屋が倒壊したり、

津波が来れば、屋内退避はできない。


また、道路が寸断されれば避難もできない。


など、能登半島地震から学び、

あらためて、原発は動かさないで欲しいし、

これ以上、つくらないで欲しいという

市民の声が寄せられていること…


だが、敦賀市議会では、

原発に固執している議員が多いこと…


などなど、お話しさせていただきました。



夜のサンピアでの懇親会では、

私が幼い頃住んでいた浜寺から来た人や、

佐世保出身という方もいて、

初めてお会いするのに、

昔なじみのように感じました。


明日は、シンポジウムの本番?


朝から夕方まで、様々な分野の方から

お話しをお聞きして勉強します。


初めて、ポスターセッションもあるし、

楽しみです。


posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする