今日は、文教厚生常任委員会で、
議案と請願、陳情の審査が行われました。
私が所属する文教厚生常任委員会では、
4件の議案と1件の陳情を審査しました。
まず、個人番号の利用に関する条例の
一部を改正する条例。
保険証廃止にともない、
マイナンバーカードで医療機関を受診し、
ひとり親家庭や子どもの医療費助成、
障がい者医療費助成を利用する時に、
個人番号と被保険者の資格の情報を
連携させるための条例改定で…
保険証廃止を前提とするものであり、
党議員団として反対しましたが…
反対は私1人。
賛成多数で、原案どおり
認めるべきものと決定しました。
次に、ねたきり老人等介護福祉手当支給条例の
廃止の件。
この手当は、寝たきりの高齢者を
家で介護している家族を労うため、
月1万円、支給するもので、
50年前の1974年に制度化したものです。
ところが、2017年3月議会に条例改定が行われ、
対象が、以下の方を家で介護している家族に限定。
・要介護4か5の65才以上の高齢者
・介護保険サービスの利用が、限度額の40%未満
・特別障害者手当をもらっていない方
・市税や介護保険料を滞納していない方…等々。
また、1日でも入院した月は支給しない、
ということに。
党議員団は、この時、条例改定に反対しましたが、
賛成多数で可決されました。
これにより、それまで支給されていた方が、
98人から33人に、激減。
2023年度に支給されたのは、21人のみ。
今回、廃止する理由は…
・介護保険サービスができたこと
・家族介護の負担を軽減するために
やすらぎカフェややすらぎ訪問があること…等々
でも、介護保険ができて25年ですが、
未だに、家族以外の介護を
受けたがらない高齢者がおられます。
そのため、仕事が続けられず、
仕事をやめて介護をされている方も。
また、介護をされている家族の息抜きになる
やすらぎ訪問は、65才未満の家族は対象外です。
金ケ崎緑地に誘致するオーベルジュに
10億円の補助を出す計画があるのに、
なぜ、介護福祉手当年間150万円は、
削減しなければならないのか?
残念でなりません。
私は、そのため、反対討論をしましたが、
反対は私1人。
賛成多数で、原案どおり
認めるべきものと決定しました。
その他、地域包括支援センターの人員などの
基準等条例の一部を改正する条例、
あいあいプラザの指定管理者を
社協に指定する議案については、全員賛成で、
原案どおり認めるべきものと決定しました。
最後に、「教員の長時間労働の抜本的改善を
求める意見書提出に関する陳情」も、
全員の賛成で、採択するものと決定しました。
お昼ご飯を食べて、控え室で、まったり…
野坂山のてっぺんが白くなっています。
2回目です。
午後から、広報広聴委員会でした。
タブレットの導入に伴い、
議会便りについても、
タブレットを使ってやり取りしたり…
事務局の負担を減らすことが話し合われました。
また、敦賀高校の生徒さんが、
クラスごとに請願を作成したそうで…
来年、高校生から出された請願審査を
議会で審査し意見交流をすることが決まっていて…
その打ち合わせを行いました。
高校生が請願をつくるなんて、すごいですよね!
1月の開催が楽しみです。
さて、3時ごろ、議会が終わり…
めずらしく、今晩、会議がないし、
今週、雪が降るみたいだし、
行くなら今のうち、と、
久しぶりに、福井の雑貨屋さんへ買い物に。
1時間ほど、店内をブラブラして、
室内履きや冬の靴下、台所用品、
スープの素やお菓子を買いました。
良い、息抜きになりました。