17日は、朝から議員説明会がありました。
まず、「第8次敦賀市総合計画」について。
昨年と同じように、
「子育て・教育」「定住・移住」
「地域経済」「安心と暮らしやすさ」の
4つを、好循環させる、というもので、
新しい事業だけ紹介すると…
「子育て・教育」では、
出会いの場をつくる「異業種交流」
こどもの居場所作り支援事業
英語教育充実事業…など
「地域経済」では、
原子力リサイクルビジネス推進事業
大規模農業支援事業費補助…など
「安心と暮らしやすさ」では、
交通弱者移動支援実証事業
地域防災拠点整備事業…など
文字が少なく、イラストがいっぱい、
カラフルな総合計画で、
好循環しそうに見えますが…
その後の
「中期財政計画について」の説明では、
ふるさと納税がなくても、
健全な財政運営ができるように、
予算を削減していく、というお話し。
夢のあるお話しから、現実の世界へ?
ちなみに、令和7年度当初予算では、
重複している事業を統合し、
過剰なサービスを標準化し、
時代が変わり効果が薄れている事業を見直し、
その結果、1億6300万円削減したそうです。
更に、業務の標準化、組織の最適化で
職員の超過勤務手当を2200万円削減し、
あわせて1億8500万円削減した、とのこと。
ムダな予算を削減することは
大事なことですが…
ただ…
過剰かどうか、効果が薄いかどうか、
行政目線と市民目線では違ってきます。
まだ、当初予算の説明書は
全部、見れてませんが、
どこがどう削られたのか、
本当に削って良いものなのか、
しっかり審査しなくてはいけない、と
あらためて感じました。
次に、道の駅について。
市内5箇所で検討したけれど、
伝食が、第2産業団地に、
カニの観光施設を作ることになったこと、
そして、民間が、
金ヶ崎緑地にオーベルジュといっしょに
物販施設を作る計画がでてきて…
敦賀市が道の駅を作れば、
民間の足を引っ張りかねないし、
金ヶ崎の開発事業の動向が分かり次第、
判断をする、との説明でした。
私は前から、道の駅については、
全国的に8割の道の駅が赤字で、
公共施設として負担が大きいこと、
野菜の生産者が敦賀には少ないこと等から
敦賀市に本当に必要だろうか?
と、疑問だったし…
しばらく様子見には賛成です。
さて、午前中の説明会が終わり、
急いで家にもどり、
昨日、提出した補正予算の質疑の通告が
日付やページ数の間違いがあったため、
議会事務局から差し戻されていたので、
修正して出し直し…
町内の福祉委員会のレジメを作って、
1時から、町内の会館で、
福祉委員会をひらきました。
3月14日に開催する福祉映画会について
打ち合わせをしました。
みなさまのご協力で5分で終わり、
大急ぎで市役所に戻り、
1時半からの議員説明会に間に合い、ほっ💨
午後の説明は、上下水道料金の値上げです。
2019年に上下水道料金の値上げが検討され、
上下水道事業の維持のため、
40%値上げする必要があるけど、
使用者負担を考慮し段階的に改定する、と、
2021年10月に20%値上げされました。
そして、その後、
40%の値上げはされてなかったのですが…
今回、試算すると、水道事業では40%、
下水道事業でも30%の値上げが必要であり…
令和8年に水道を20%、下水道20%値上げし、
令和12年に、2回目の値上げとして、
水道20%、下水道10%値上げする、とのこと。
とは言え、2回目以降は、
再度検討するとのことでしたが…。
私は、敦賀市は、たくさん水道を使う企業に
より多く負担をしてもらう「逓増度」が
県内で1番低く、1.24しかないため、
逓増度を上げて、
たくさん水道を使う企業に
より多く負担してもらうことで、
市民の負担増を抑えるよう求めました。
また、全国では、
高齢者世帯、ひとり親世帯、障害者世帯などに、
上下水道料金を減免している自治体があり、
敦賀市も、値上げをするのであれば、
減免制度を作るべき、と求めました。
議員説明会が終わった後、
議会運営員会が開催されました。
「ハラスメント防止条例」の
条例案について意見を出し合いました。
私は、党議員団の意見として、
条例案に賛成であり、運用する中で、
改正が必要になれば改正すれば良いと考える、
と述べましたが…
ハラスメントに該当する言動に遭遇したとき、
慎むよう指摘するとともに、
「速やかに議長に報告しなけらばならない」
を「することができる」にすべき、
議員同士で監視し合うことには疑問、
との意見を述べる会派があって、
そこから、前に進まず…
ケンケンガクガクの議論となりました。
結果的には、条例案については、
一部、訂正が必要なところを訂正し、
理解が進むよう逐条解説を設けることに。
3月議会中に完成できると良いのですが…😃💧