2025年03月30日

私たちの年金積立金がイスラエル軍需に

ミャンマーでおきたM7.7の大地震で

死者が1700人を超えたとの報道。


学校が崩壊し、大勢の子ども達が犠牲に。


胸が痛みます。


心よりお悔やみ、お見舞いを申し上げます。


あらためて、地震はいつ、どこで起きるか

わからないことを思い知らされます。


どうか、日本人の方を含め

多くの行方不明の方のご無事を祈ります。



さて、昨日の赤旗ですが…


日本共産党の大門実紀史議員の

国会の質問の記事を見て、ゾッとしました。


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年金保険料を金融市場で運用する公的機関GPIF

(年金積立金管理運用独立行政法人)が

イスラエル国債や同国軍事企業に、

投資している、とのこと。


大門氏は、「日本政府が虐殺を許さない、

加担企業とは取引しないと言明すれば

GPIFは資金を引き揚げることができる」と

迫りましたが…


石破首相は、「イスラエルがやっていることを

黙認していない」と答弁しましたが、

取引しないとは言いませんでした。


「私たちの年金をガザの虐殺に使うな」と、

国会内で、反対集会があったそうですが…


まさに、そう!!


パレスチナの問題に胸を痛め、

子ども達に争いのない平和な社会を!と

多くの国民が願っているのに…


間接的に、加担させられているなんて…


愕然としました。


カネになりそうなら、何でもアリですか?


でも、大門さんは、更に、

かつてGPIFが、ロシアの株式、社債・国債に

2300億円出資したけど、

ロシアのウクライナ侵略による経済制裁・凍結で

資産価値がなくなり、

年金積立金が無くなったことを告発。


今回、イスラエル国債へ投資した2270億円も、

いずれ、経済制裁などでゼロになる危険があります。


「リスクの観点からも引き揚げる決断を」と

大門さんは、石破首相に迫りました。


「私たちの年金をガザの虐殺に使わないで!」


そのためにも、政治を変えなくては!


総選挙、がんばらなくては!です。



ちなみに、その横の記事にも、驚きました。


日米安保条約が発効された1952年から、

2023年までの71年の間に、

米軍が起こした事件・事故は21万件、

死者は1101人にも上っています。


この中には、泣き寝入りした事件は

ふくまれていません。


日本はアメリカに守られている、と言うけど…


これだけ犠牲者がおられます。


ベトナム戦争の帰還兵の故アレン・ネルソン氏は、

軍隊で、人間性を破壊する教育が行われる中で

罪の意識が失われ、

犯罪が日常茶飯事になっていた、と

生前、話されていました。


米軍基地が日本にある限り、

これからも、誰かが犠牲になります。


それは、私や私の子、孫かも知れないし、

貴方や、貴方の家族かも知れません。


「日米安保条約は廃棄して、日米友好条約に!」


日本共産党は、これからも、

この声を上げ続けてがんばります!


posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 日記2020.1〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする