2025年11月17日

福島事故後の状況について学習会&高校生が請願書を提出

17日は、東小浜駅のサンサンホーム小浜で

フリーライター吉田千亜さんの

講演「あの時、知らされなかったこと」

がありました。


福島第一原発の事故後、

何度も福島に足を運び、取材を重ね、

「孤塁:双葉郡消防士たちの3.11」で

講談社ノンフィクション賞、

第8回日隅一雄・情報流通促進賞大賞、

第63回日本ジャーナリスト会議JCJ賞など

受賞をされています。


お話しは、取材で得られたこと、

データに基づくものなど…


説得力のあるお話でした。


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いくつか紹介すると…


特定期間居住区域に家がある人は、

家に帰れるのは昼間だけ。


ゲートの中は5.6マイクロシーベルト。


電話をしないとゲートを開けてもらえない。


お墓参りに行く人が、勝手に

ゲートの中に入り警察に連れて行かれた。



原発事故の本質は、被曝。


3月12日、10キロ圏内で、

高台にいて爆発を目撃した女性は、


爆発により、高レベルの放射線が

瞬時に10数q飛んだことが

10月に、明らかになり、

被曝していたことがわかった。



社協の隣の老人施設では、

高齢者が乗ったヘリを見送った後、

爆発して何か降ってきた。


着ていた雨ガッパが、

降ってきたもので溶けて穴が空いた。


避難したが、

スクリーニング(避難退避時検査)で

針が振り切れた。


雪が降って寒かったが、

上着を捨てるよう言われ、

いったん捨てて、拾って着た。



県職員は、住民の命を守るために

3月15日から毎日、

放射線量を測定してまわった。


遺書を書いて

出動していた人もいた。


ところが、集められたデータが

発表されたのは3ヶ月後。


その間、物流が滞っていて、

米や野菜など食べるものがなく、

汚染されていると知らず、

庭の野菜を食べていた。


事故後、すぐに知らされていたら、

住民は、内部被爆をせずにすんだ。


県は、住民からの問い合わせに困り、

国へ問い合わせたところ、

国は、想定問答集をファックスで流し、

安全だと伝えるよう指示。


前提は健康被害だが、

風評被害、自己責任が重要視される。



最後まで残らなくてはならないのは、

行政とケア労働者。


自衛隊も警察も30キロ圏外にいて、

ギリギリまで20キロ圏内で

住民を避難させていたのは

双葉消防署の職員。


安定ヨウ素剤も飲んでなかった。


休息できない、家族も守れない中で

三分の一の職員が

PTSD(心的外傷後ストレス障害)になった。


国家人権委員会が

世界120ヵ国にあるが、日本にはない。


最近、日本は、国際法を無視している。


未来のこと、人権のことを話す必要がある。


電力を考えることは、生き方を考えること。



大変、勉強になりました。



午後、敦賀に戻り、町内のふれあいサロンへ。



夕方は、

授業で模擬請願づくりをした

敦賀高校2年生の3名が、


12月議会に向けて

本当に議会に請願を出すと聞いて、

私も同席させていただきました。


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「少年自然の家」について、

取り壊さないでください、

クラウドファンディングなど

資金集めをしてください、等の請願です。


高校生が敦賀市議会に請願書を出すのは、

おそらく、初めてでは?


少なくとも、私が議員になって

27年目の中では初めてで、すごいです!


2年目となった敦賀高校2年生の

模擬請願審査の取り組みが、

主権者教育として役立ったと言えます。


採択されるようがんばります!


posted by きよこ at 23:00| 福井 ☔| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする