2013年03月26日
議員研修会がありました
26日、敦賀市議会では、議員研修会がありました。
講師は、会津若松市議会の松崎新議員。
遠い福島から…わざわざ、ありがとうございます。
で、内容はというと素晴らしかったです
まず、議長に立候補する議員が、どんな市議会にしたいか公約をして議長選挙するってすごいですね。
敦賀市議会では、一部(私ら…)除いたみなさんで内々に正副議長、正副委員長などなど決めてて…投票するだけ。
どんな市議会にしたいも何も…聞いたこと無いです。
で、会津若松市議会では、「市民との意見交換会」を開催し、出された意見を「広報公聴委員会」で整理し、課題を設定し、「政策討論」の場を設け、調査研究、分析などを行い、政策を立案し議会に提案する…とのこと。
この中で、大学の先生など専門家の意見や公募による市民も聞くそうです。
このようにして、これまで、いくつか付帯決議を議会としてあげて、市の構想を見直させたり、計画を変更させたりしているそうです。
会派や政党の対立で議会にのぞむのでなく、「だれのためのまちづくり」を「どのような目的で行うのか」を基本に進めているそうです。
いや〜違うなぁ〜
市議の任期4年…今年は3年目で折り返しの年です。
前期の議会改革への意気込みが萎えかけている今、お話をお聞きして、とっても刺激を受けました。
議会運営委員会のメンバーとして、議会改革の歩みをとめずがんばっていきたいと思いました。
2013年03月23日
22日、議会が終わりましたv
2月27日に開会した3月議会が、3月22日に終わりました。
長くて濃い議会がようやく終わりました。
今議会では、予算決算の全体会での「総括質疑」のやり方の変更、分科会での「自由討論」など…新しい取り組みもあり、今まで以上に忙しかったです。
でも、ホッと一息つくヒマもなく…。
町内の総会や福祉委員会の映画会、政務調査費の決算、赤旗新聞の集金などなど…3月いっぱいまだまだ忙しい日が続きそうです
反対討論の準備で明け方4時までかかってしまい…当日は曇ってるのにまぶしくて目が痛い
がんばらなきゃと、ボルテージをあげるつもりが…上がってるのはもしや血圧??? 胸のあたりがバクバク…
40代後半ともなれば、やっぱ寝不足はこたえるなぁ〜
事務局で熱くて美味しいコーヒー頂いて本会議にのぞみました
さて…。
議会最終日、始めに、副市長の選任に同意を求める件が議題にあがりました。
私たち日本共産党は、即決のため質疑や討論は出来ませんが、「県内で副市長が二人もいる市はない。標準スケールという手法を用いて、県内自治体と比較して、市独自でおこなってきた福祉や教育予算を削減し、市民に痛みをおしつけていることと矛盾するのではないか?」との立場で反対しました。
反対は日本共産党市議団の2人だけでした。
その後、39件の議題について委員長報告、討論、採決が行われました。
日本共産党敦賀市会議員団は、敦賀病院会計予算、介護サービス事業の条例などなど…32件に賛成しました。
そして、平成25年度当初予算をはじめ、寡婦手当や敬老祝金の廃止、身体障害者医療費助成の削減など7件に反対しました。
反対はほとんど日本共産党市議団の2人だけで、すべて可決されました。
次に、請願について委員長報告、討論、採決が行われました。
日本共産党敦賀市会議員団は、「特急サンダーバード・しらさぎの廃止に反対する請願」や「TPP反対の請願」、「子ども・子育て支援新制度の見直しを求める請願」、「従軍慰安婦の解決・謝罪・補償を求める請願」が、各委員会で不採択になったことに反対討論をして、「請願に賛成」しました。
「TPP」「子育て」「慰安婦」の請願に賛成したのは日本共産党市議団の2人だけ、「特急」は3人(共2・無1)で、賛成少数で不採択となりました。
また、過疎地の郵便局の営業を守る請願を「趣旨採択」とする委員長報告に、「採択して政府へ意見書をキチンとあげるべき」と反対しました。
私たちのように「意見書をあげるべき」との立場ではなく、請願そのものに反対で「趣旨採択」に起立しなかった議員が他に何人もいてビックリ
でも、賛成の方が多くて「趣旨採択」となりました。
最後に、議員提案で議員の定数を2名削減する提案がありました。
「原発、大学、新幹線、病院など、問題が山積する敦賀市にとって議員は26名は必要。議員の給与を削減してでも26名を守るべき」等々の理由で反対しましたが、反対少数(共産2)で可決されました。
2013年03月18日
予算について反対討論しました
18日は予算決算常任委員会でした。
総務民生、産業建設、文教厚生の各分科会の審議結果の報告の後、平成25年度当初予算について討論が行われました。
私が反対討論をし、賛成討論は福谷議員。
採決の結果、反対は共産党議員団のみ。
私の反対討論の要約は以下のとおりです。
平成25年度当初予算の大きな特徴は「標準スケール」という手法を用い、事業毎に県内自治体と比較し、敦賀市独自の福祉事業を削減、廃止したこと。
「標準スケール」を用いて13事業7193万円の予算を削減したが、その主なものは民生費「心身障害者医療費助成費」「高齢者慰問事業費」「敬老金」「子育て応援育児用品支給事業費」4事業4742万円、教育費主に文化、スポーツの予算6事業385万円で、教育・福祉の予算がほとんど。
その一方で、今後、将来にわたって自治体負担、市民負担が大きい事業が目白押し。
●駅前広場の整備事業 H24年度3月補正(1億3670万円)に加え、平成25年度当初予算2億0845万円だが、平成28年までに合計約9億円となる予定。
●市立看護大学の関係予算 5億5324万円。今後も事業費が積み上げられ、大学が開校すると更に運営費が毎年3億かかるようになる。
●北陸新幹線についても、平成25年度当初では北陸新幹線駅周辺整備基本計画策定事業費、促進事業費など2217万円だが、今後、敦賀市の工事費の負担9億円。
これらは、人口68000人の自治体の身の丈以上の事業であり、「標準スケール」を用いるならばあり得ない事業。
市民の暮らしがたいへんな時に、福祉を削って行うことに市民の理解は得られない。
「標準スケール」での削減以外に、敦賀市独自の「寡婦手当」234万円も廃止、市の職員も行革以上に削減。
特に、保育士については、正規職員の割合が過去最低56.2%にまで落ち込んでいる。
半分が非正規の保育士という現状。
母親クラブ等活動費補助金189万円も廃止され、生涯大学・大学院運営費75万円の削減等、多くの事業が削減されているが、削るべき所は他にある。
議員の海外視察を始め、先程述べた大型公共事業こそ、「標準スケール」で見直し、削減すべき。
更に、標準スケールを用いるのなら、他の自治体にならって、子どもの医療費を中学まで助成すべき。
総合計画のための市民アンケートの結果を見ても、市民が望んでいるのは、障害者、高齢者施策の充実。
今回、住宅リフォーム支援事業2000万円が地域経済の活性化としてようやく実現したが、中小企業の振興、農林水産業の振興、敦賀市の豊かな自然を資源に再生可能エネルギーによる街作りなど、原発に依存しない地域経済の活性化にもっと力を入れるべき。
その他、原発の広報安全等対策事業費は原発の安全宣伝のための費用であり、市道西浦1、2号線整備事業費6億6960万円についても、6億8617万5000円が日本原電からの寄附金であり、原発事故後も変わらず原発依存の予算。
後期高齢者医療制度関係費についても、高齢者への差別医療につながるとして制度そのものに反対だが、福井県から高齢者医療制度広域連合に派遣されている県職員の人件費については本来なら県が負担すべき。
更に、医療扶助適正化推進事業費216万円で、生活保護受給者の医療費の削減を計画しているが、ジェネリックの一律の押しつけや医療抑制につながる懸念もある。
国民保護計画関連費、自衛隊募集事務費などは、アメリカの戦争に協力し、住民を戦争に総動員するためのものとして憲法9条を守る立場から反対であり、行政改革推進費についても、改革というならば、市民の目線に立った税金の無駄遣いを改め、市民福祉向上のための改革を行うべき。
2013年03月15日
条例と予算の審議
今日は…ちょっとややこしい一日。
三常任委員会(総務民生、文教厚生、産業建設)の開催と、予算決算常任委員会の分科会(総務民生、文教厚生、産業建設)をセットで行い、予算については分科会で「自由討議」「採決する」という新しい試みのため、スケジュールと睨めっこしながら進めました。
まずは、予算決算常任委員会の文教厚生の分科会で、H25年度当初予算の教育費を審議しました。
その後、文教厚生常任委員会を開催し、看護師などの奨学金制度の創設など、敦賀病院関係の条例を審議して採決しました。
そして、予算決算常任委員会の文教厚生の分科会で、敦賀病院のH25年度当初予算を審議しました。
次に、文教厚生常任委員会を再開し、福祉関係の条例改正等の審議、採決をしました。
私は、身体障害者4級の方の医療費助成の削減、敬老祝い金の廃止、寡婦手当の廃止などの議案に反対しました。
その後、予算決算常任委員会の文教厚生の分科会で、H25年度当初予算の民生費について審議しました。
そして、文教厚生の所管の一般会計、特別会計、企業会計(敦賀病院)のH25年度の当初予算について、「自由討議」をおこなった後、採決しました。
私は、標準スケールなどによって多くの福祉削減がおこなわれた一般会計と後期高齢者医療制度の予算について反対しました。
最後に、文教厚生常任委員会を再開し、「子ども・子育て支援制度の見直しを求める請願書」について審議しました。
私は、紹介議員として、市町村の「保育を実施する責務」が後退し、お金のある無しで保育内容に格差が生じる等々、「子ども・子育て支援制度は見直すべき」との立場で、請願書の採択を求めましたが、みなさん「持続可能な保育のために必要」等々の反対で不採択となってしまいました。
残念…
さてさて、「山本さんがしゃべらなかったらすぐ終わる」とみなさんによく言われすが、今回も、市民の負担が増えるような削減が行われてないかなど、気になる事業や予算には質疑をしっかりしたので、すべての審議、採択が終わったのは夕方5時前…他の総務民生、産業建設はと〜っくに終わってました。
寝不足続きでしたが、予算や条例、請願の審議ということで、朝からいつも以上にテンション揚げて頑張ったので、終わったあとはぐったり…
しばらくはイスから立てませんでしたが、ほんのちょっと休憩してすぐまた福井へ。
10日に開催した「3.11メモリアルアクション〜原発のない新しい福井へ〜」の総括会議に出席しました。
最近、毎日、綱渡りしてる感じ…疲れが取れにくくなってきたのは…年のせい
年にも悪政にも…負けたくないってことで、まだまだがんばります
2013年03月12日
代表質問が終わりました(^^v
11日、12日と代表質問があり、私は12日の朝一番で代表質問をしました。
その後、引き続き一般質問がありました。
明日も一般質問です。
私の代表質問は以下の内容です。
(1)原子力発電所の問題について
@ 東京電力福島第一原子力発電所の事故から2年。
福島の教訓を生かし、全国原子力発電所所在市町村協議会の会長として、市民の安全確保のために関係機関に要望すべき。
・停止中であっても安全確保は必要。M8.2に備えた耐震補強、津波に備えた防波堤。
・日本原電の直下の破砕帯について、活断層であるなら日本原電2号機は廃炉に。
・「廃炉で良いから仕事が欲しい」との声が多い。雇用のためにも廃炉に。
・原発労働者に社会保障完備を義務づけを。
A 現在の防災は福島原発事故前のもの。敦賀市として複合災害を想定した原子力防災計画、避難計画を早急につくり、市民に周知すべき。
(2)暮らしを守るための支援について長引く不況に加え、原発の停止などにより生活苦の市民が増えている。
敦賀市として減免制度や貸付制度を積極的に活用して生活支援をすべき。
@ 減免制度の活用による生活支援
敦賀市の現在の各種減免制度(住民税・固定資産税、国保税・医療費一部負担、保育料、下水道料金、市営住宅の家賃)について、拡充を図るとともに要綱をつくり市民に周知すべき。
滞納者への訪問で、減免制度の利用や生活保護受給に結びつけるべき。
(3)地域の活性化について
緊急対策として、これまで何度も求めてきた、住宅リフォーム助成制度が2000万円が予算化された。
リフォーム工事費の1/5、上限10万円が助成されるため、1億円以上の波及効果が期待できる。
今後、長期的な施策として、地域経済の活性化が必要。
地元の中小業者、農林水産業など支援するため、「産業振興条例」を制定し、支援策を拡充すべき。
(4)標準スケールの問題について
福祉、教育は地方自治体として守るものであって削減すべきではない。
答弁として、前向きなものもありましたが…ビックリしたのが、「敦賀らしさ」との問いに、市長「原発と共存共栄」と…
まさに、市長にとっての「敦賀らしさ」とは、私たち日本共産党市議団が長年、指摘してきたそのまんま、「原発依存の大型公共事業」と自ら明言されたようなものでした
A 貸付制度の充実
中小業者や一般市民への貸付制度の周知をはかるとともに、借りやすい制度となるよう整備すべき。
B 就学援助制度について基準をわかりやすくお知らせすべき。相殺や銀行振込にすべき。
C 相談窓口を設ける、一括したパンフレットを作成する、ホームページで公開するなど相談業務の拡充をはかるべき。今年度より、他の自治体と比べて過剰であれば削減、廃止するという「標準スケール」が予算編成でうち出された。
これによって、敦賀市独自の「寡婦手当」234万円、「敬老祝い金」103万円が廃止、「身体障害者4級の医療費全額助成」2969万円、「子育て応援品」700万円、「不妊治療」165万円など合計4171万円が削減される。
市独自の制度がなくなり、「敦賀ならでは」が無くなってしまう。
「敦賀市らしさ」について、市長の見解を問う。
また、福祉、教育を4171万円削減する一方で、今後、駅前広場8億7000万円、市立看護大学開学までに5億円、開学後の運営費毎年3億、新幹線も9億円の工事費の負担が予定されている。
「標準スケール」で見るならば、人口68000人の自治体として身の丈に合わないのではないか?
まさに、市長にとっての「敦賀らしさ」とは、私たち日本共産党市議団が長年、指摘してきたそのまんま、「原発依存の大型公共事業」と自ら明言されたようなものでした
2013年03月06日
代表質問の発言通告を出しました
今日(6日)の午後1時、代表質問と一般質問の発言通告書の〆切でした。
直前まで悩んでいたので家を出たのが20分前。
急いで市役所にむかい…ギリギリ10分前に無事提出
私の代表質問は以下の通り。
たぶん12日に順番が回ってくると思います。
(1)原子力発電所の問題について
(2)暮らしを守るための支援について
(3)地域の活性化について
2013年03月04日
予算決算常任委員会で総括質疑
今日は、予算決算常任委員会でした。
まず、昨日の分科会報告のあと採決。
日本共産党市議団のぞく全員の賛成で平成24年度3月補正予算が採択されました。
その後、平成25年度当初予算の総括質疑があり、わが党議員団を代表して上原議員が総括質疑をしました。
今回から、代表質問にかわる予算編成についての質問も「可」ということでしたが、これがなかなか難しい…。
みなさん、一般質問のようになってしまい…何度も委員長からとめられていました
みなさん出迎えに出られて…私もいっしょに市長室の前にいたのですが、目の前を通られたようですが、どの方が王さんかわからず…残念
(←前川市議の撮影した写真)
世界少年野球大会が敦賀市で開催されるのに先立ち、王貞治さんが敦賀市役所に表敬訪問に来られ、市長が王さんと会談するため、2時頃、委員会は一時中断。
2013年02月28日
補正予算案の審議
予算決算常任委員会で2012年度補正予算案の審議がありました。
今議会から、予算決算常任委員会の流れが変わります。
まず、全体会で質疑。
その後、総務民生、文教厚生、産業建設の各常任委員会ごとに分科会を開催し、そこで詳細な質問をして、採決。
後日、予算決算常任委員会の全体会で、分科会の報告、討論、採決。
最後に、議会最終日に、予算決算常任委員会の報告、討論、採決。
何と、予算について討論と採択を3回も…
それもひとえに「議員間の自由討議」をして活性化させるため、だとか。
さてさて…今日、初めて予算について分科会で自由討議をしましたが、何せ、初めてで自由な討議にはならず…普通に反対賛成討論って感じ…。
分科会終了後、私「もっと自由に討議すると思ってたわ。例えば、みんなが問題にしてた高校野球の補助金200万円のこととかさぁ…」と言うと、「それについては…」とみな思い思いに話をしだし、「終わってから自由討議になったなぁ」と。
次回からはこの調子で、分科会の本番で自由討議が出来るようにしたいと思いました。
3月議会が始まりました☆
2月27日、今日から3月議会が始まりました。
昨夜は質疑の準備で夜中2時半までかかり、寝たのが3時…
寝不足続きだったので、朝から目が痛くて開けてられない…けど、議会中は寝ないでがんばりました ←当たり前…
さて、議員の任期4年の半分がたちました。
常任委員会や特別委員会などの任期は2年なので、今議会の冒頭、委員会の所属替えがあり、それぞれ委員長や副委員長を決めました。
私は、引き続き議会運営委員会、文教厚生常任委員会、敦賀駅周辺整備調査特別委員会、敦賀市公立大学設置特別委員会に所属します。
ちなみに、わが党議員団の上原議員は総務民生常任委員会、原子力発電所特別委員会に所属します。
委員長や副委員長は投票によって決めますが、市議1期目の、しかも今まで2年間、違う委員会に所属してた議員が、新しい委員会に所属していきなり委員長に選ばれるのにはビックリしました。
でも、まぁ〜消防組合議会でも、初めて組合議会議員になる議員が、いきなり議長になるくらいだから…みなさんにとっては問題ないことなのかな…?
さて、午後1時、予算決算常任委員会の平成25年度予算案の総括質疑、基本質疑の〆切でした。
私は、わが党議員団の上原議員が所属する総務民生や、私が所属する文教厚生に審議が付託されない産業建設関係の予算で質疑をすることに…。
上原議員は総括質疑の通告の他、農業、林業の基本質疑の発言通告を提出し、私は労働、商工、建設で8つの事業について質疑の通告を出しました。
今回は、昨年の10名を上回る議員が質疑するようで…活発になりそうで楽しみです。
午後は、予算を除く議案の説明と質疑があり、私は、文教厚生に付託されない議案の質疑をしました。
明日は、平成23年度補正予算案の審議です。
今回、はじめて分科会で自由討議、討論を行います。
しっかり準備して望みたいと思います
2013年02月26日
観光、介護、財政などなど…議員説明会
25日は朝から夕方まで、議員説明会がありました。
「港と鉄道のまち」を核とした敦賀市観光振興計画(案)。
これまで原発依存で観光の意識が低かったが、これからは、市民の意識も高めて「民主導」の観光行政を行いたいとのこと。
その事にまったく異論はありませんが、すでに「港と鉄道のまち」がテーマと決まっていて…敦賀市の第6次総合計画に沿ってるのはわかるけど…「行政の押しつけ」のように感じました。
私は、先に「港と鉄道のまち」というテーマを掲げて、市民に「これでお願いします」というのではなく、もっといろんな資源が敦賀市にはあるし(「玄蕃尾城」が抜けてので追加するよう要望しました)、観光ボランティアのみなさんの声もお聞きし、修正が必要なら修正をするなど、市民が主体となるような計画となるよう求めました。
介護保険の制度改正による条例。
「地域主権改革」による条例改正です。
これは、国が最低限の責任を放棄し、どこに住んでいても「義務付け」によって保証されてきた最低水準が、「従うべき基準」「標準」「参酌すべき基準」の3つに分かれ緩和され、自治体ごとに違ってきます。
敦賀市は、介護保険の地域密着型の施設について、「参酌すべき基準」として、地域包括支援センターとの連携、スプリンクラーなど防災の義務などを盛り込みました。
駅西地区の大型公共施設の見送り。
現在、駅前駐車場になっているところに、日本原電の学習施設や日本原子力研究開発機構のプラント技術産学共同開発共同センター、そして男女共同参画センター、健康施設、商業施設などの複合施設の建設を予定していましたが、敦賀原発の3,4号機の増設の見通しが立たず、三法交付金なども不透明になったため、先送りするとの説明がありました。
20年間で87億円、市の負担は25億円の事業で、私たち日本共産党市議団はずっと「不要不急の大型公共事業」「駅前であり、今後、時間をかけて市民と考えていくべき」として反対してきたので、ホッ
市役所庁舎耐震化について。
耐震診断の結果、耐震補強が必要と診断された敦賀市役所の耐震補強工事について説明がありました。
現在の庁舎を20年以上使用することを前提とした工法は三種類。
「強度型補強」14億円、「制震補強」15億円、「免震補強」21億円。
それぞれメリット、デメリットがあるということで、平成25年度に検討して、平成26年度には実施したいとの説明でした。
市民の税金なので、できる限り安く、そして強くなるよう求めていきたいと思います。
中期財政計画の公表。
敦賀市の2013年から5年間の市政運営の財源について説明がありました。
現在、日本原電が稼働していないこと、日本原電1号機が2015年に運転停止すること、などで税収や交付金の減少を見込んでいます。
そして、福祉の予算もカット、カット、カット…。
こんな状態でも、10年後も20年後もず〜っと巨額な税金投入が必要となる四年制大学、北陸新幹線はどんどん進んでいく不思議…。
さてさて…今朝、新聞報道を読んだ市民の方から電話がありました。
「市長は市民の暮らしが分かっていない」と…。
高齢者の住宅問題、生活保護の問題、若者の自立支援…山積した深刻な問題の解決はいったいいつになるのでしょうか…
ここは日本共産党市議団の出番、はりきって明日からの3月議会に臨みたいと思います
2013年02月20日
議会の開会一週間前…
今日は、2月27日から始まる3月議会のための議会運営委員会でした。
議会の日程の確認や議案・請願を付託する委員会を決定しました。
平成24年度補正予算、平成25年度当初予算、そしてたくさんの条例改正…。
チラッと見ただけですが、「敬老祝い金」「寡婦手当」がついに廃止に…
しかも、敦賀市が他市に誇れる「身体障害者4級以上の医療費助成」も「無料」から「半額」に…
テレビを見た人の話では、記者会見で市長は「財政が厳しい」と説明していたらしいけど、だったら駅前広場の改修だってやめたら
毎年3億も敦賀市が持ち出すことになる四年制大学の新設なんてやめたら
在来線が自治体負担となってのしかかる新幹線の誘致なんてやめたら
退職しないのに改選の四年ごとに支給される市長・副市長の退職金だってやめたら
まだまだ削るべき税金の無駄づかいは他にもあるでしょう
無いのは「お金」ではなく「福祉の心」です
これまで、地域経済の活性化に繋がると言い続けてきた「住宅リフォーム助成」がついに予算計上されてルンルンな気持ちが一気に凹む議案の数々…
今議会は、いつもよりも心身共に超ハードな議会となる予感…体調を調整しながらがんばります