14日、2日目の一般質問が終わった後、敦賀市中の剪定枝をリサイクルし、環境資源の地産地消を行っている宮川造園さんに行ってお話しをお聞きしてきました。
ここでは、剪定枝を利用し、木質バイオマスの燃料になるチップ、堆肥、土壌改良の木炭を作っています。
まず、粉砕してチップにし、北陸電力に燃料として売っているそうです。
また、チップを3年かけて発酵させて、堆肥にしているそうです。
木炭を作る釜を自分で作り、土壌改良用の木炭も作っているそうです。
でも、これだけやっても利益にはならないとか…。
ちなみに、7月から運転が始まる予定の敦賀グリーンパワーの燃料は、オーストラリア、アメリカから輸入してきます。
敦賀の間伐材は、嶺南森林組合の間伐材と一緒に、大野市の福井グリーンパワーのバイオマス発電所へ運ばれます。
敦賀のチップを敦賀グリーンパワーの燃料にするには、粉砕する前に葉っぱを取り除かなくてはならないとか。
でも、その人手はまったくないそうです💧
エネルギーの地産地消をがんばっている地元の中小業者、ぜひ応援したいのですが…道は険しいです。
さぁ〜議会の一般質問では、公害防止協定、雇用、地域の産業振興の三点で質問します。
がんばります⤴
2017年06月14日
2017年06月13日
木質バイオマス発電所
今日から一般質問が始まりました。
市庁舎建設や学校給食など同じ質問する議員さんのやりとりは勉強になりました。
私は明後日です。
まだ、しっかり肉付けできてないし焦る〜💦
今回、初めて、この秋に開業されるバイオマス発電所について質問します。
カナダやアメリカから輸入してきたチップが敦賀港に到着したと聞いて見てきました。
敦賀港に入港し、チップを降ろす大型の船。
三つの大きなクレーンが、船のチップを持ち上げ、降ろします。
遠くから木の匂いが…
ベルトコンベアで運ばれ山になったチップ
試運転中の発電所(東洋紡呉羽工場の敷地内)
敦賀の世帯は約2万5000ほどですが、7万世帯分の発電をする大型発電所です。
カナダやアメリカの二酸化炭素をすったチップを船で運び、敦賀で発電…矛盾を感じますが、開業します。
そのため、環境問題など質問させていただきます。
市庁舎建設や学校給食など同じ質問する議員さんのやりとりは勉強になりました。
私は明後日です。
まだ、しっかり肉付けできてないし焦る〜💦
今回、初めて、この秋に開業されるバイオマス発電所について質問します。
カナダやアメリカから輸入してきたチップが敦賀港に到着したと聞いて見てきました。
敦賀港に入港し、チップを降ろす大型の船。
三つの大きなクレーンが、船のチップを持ち上げ、降ろします。
遠くから木の匂いが…
ベルトコンベアで運ばれ山になったチップ
試運転中の発電所(東洋紡呉羽工場の敷地内)
敦賀の世帯は約2万5000ほどですが、7万世帯分の発電をする大型発電所です。
カナダやアメリカの二酸化炭素をすったチップを船で運び、敦賀で発電…矛盾を感じますが、開業します。
そのため、環境問題など質問させていただきます。
2015年01月18日
2013年06月08日
再生可能エネルギーの公開講座
6日、夜、福井県立大学で公開講座「再生可能エネルギーが語る21世紀〜福井・日本・世界〜」があり、5時半に原発の説明会が終わった後、急いで行ってきました。
なにぶん、県立大学は松岡にあるので…遅刻
途中からですが、勉強してきました
心に残っているのは、「ドイツとは違う」では無く、「できることからやる」ということ。
そして、目に見える形にし、経済的インセンティブを与え、成果を示すこと。
終わったのが、これまた予定を過ぎて9時過ぎ…
その後、途中で博多ラーメンを食べて、下道で帰り…家に着いたのは11時半…。
体力的にはきつかったですが、行って良かったです
講師は北陸大学教育能力開発センター 教授の三国 千秋さん。
「再生可能エネルギーのある北陸の地域社会」ということで、金沢市での取り組みやドイツと日本の違い等々お話され、その後、意見討論会がありました。
2012年11月13日
バイオマスタウン真庭
12日、日本共産党3区後援会主催で、岡山県の真庭市へ、「再生可能エネルギーの街、真庭市バイオマスタウンを観るバス旅行」に行ってきました。
真庭市は、岡山県の山奥、鳥取県との県境にあります。
7年前に9町村が合併してできた市で、人口約5万人、面積は828キロ平方メートル(敦賀の約3倍)。
真庭市の約8割が森林です。
「バイオマスタウン構想」は、高速道路ができたことで、産業の衰退化が危惧され、1993年に地元の若手経営者や医師など各方面のリーダー達が中心となって「21世紀の真庭塾」をたちあげ、「町並み景観保全」など、未来の真庭について様々な取り組みを行ってきたことがことの始まりだそうです。
そして、2004年の台風で多くの森林で山が崩れ、被害を出したことをきっかけに、森林の保全とともに森林を生かした「まちづくり」に乗り出したとか…。
真庭で年間約7万8千トン出る製材屑や廃材を資源として有効利用できるよう、林業、木材産業のまわりに行政、農業等の産業連携をつくり、2006年には国から「バイオマスタウン」として認定を受けました。
詳しくは、「バイオマスタウン真庭」、「バイオマスツアー真庭」をご覧下さい。
「木の駅」(真庭木材事業協同組合)にて…。
市役所職員と環境連盟の方より説明。
市役所の職員の方から「バイオマスタウン構想」の説明をうけました。
カーボンオフセットの取り組みについても説明して下さいました。
森林組合のストックヤードにて
木材をチップにする機械はアメリカ製の中古。
銘建工業にて。
銘建工業は主に輸入の木をつかって集成材を作っている大きな会社です。
ここでは、集成材を作る過程で出てきた木くずなどでペレットを作って商品化したり、会社でもペレットでの発電などを行っています。
バイオマス燃料の「ペレット」を作る機械。
ペレットストーブ。あまりに暖かくて離れられない。
市内30カ所の製材所の組合で、林地残材や製材所でできる端材を利活用するためにつくられた組合です。
バイオマス燃料の「ペレット」を作る機械。
その間に、みなさんはこの奥の発電所を見に行ってたらしい…残念
バイオマス発電の仕組み。
真庭木材事業協同組合のバイオマス集積基地
素材生産者や山主などの市民が持ち込んでくる未利用材を原料や燃料として加工しています。
3年後はここでバイオマスの発電施設を建設予定だそうです。
真庭市役所。
庁舎内は地元の木がふんだんに使われています。
電気自動車の充電設備。24時間無料。
木質パレットとチップで庁舎の冷暖房。
雨水は地下に貯められ、浄化してトイレの配水に利用。
バイオマスの床下暖房。
庁舎の屋根の太陽光の発電状況。
市の職員だけでなく、森林組合の方、製材組合の方、環境連盟の方、みなさん、いきいきと説明されいたのが印象的でした。
「のれんの街」真庭市の勝山。
自動車屋さん
建築会社
酒屋
自転車屋
床屋
川を使って材木を運んでいたので、荷揚げする階段がいたるところにありました。
酒蔵を改造したレストラン。
美味しかったです
2012年11月08日
再生可能エネルギーの街、岡山県真庭市へ
原発に反対していると、「雇用は?」「代替エネルギーは?」と聞かれます。
そのため、再生可能エネルギーについて勉強することが多いのですが、今回、日本共産党の福井3区後援会として岡山県の真庭市へ視察&旅行に行くことになりました。
真庭市は、バイオマス燃料などを用いてまちづくりを行い、バイオマスツアーが経済産業省から表彰されたり…とにかく凄いらしい
まだまだバスに余裕があります。
ぜひ、ご参加下さい、お待ちしてます
←クリック
2012年11月03日
女性後援会でエコツアー(その2・飯田市)
伊那市での見学の後、飯田市へ。
まずは、「水引の郷 山都飯田」で昼食。
団体客専用のドライブインのようなところでした。
ビックリしたのが、お味噌汁に…な〜んと「寒天」が入ってました。
初めて食べる郷土料理にテンション上がりました
飯田市では、市役所で担当課の方より説明を受けました。
災害に備えて水道水をペットボトルに入れて保存しているそうです。
さて、飯田市は、日照時間が全国平均より長く、2121時間。
また、中部電力管内ですが、もし、電線が切れれば電力が使えなくなる可能性があるため、時前のエネルギーを作る必要がある、更に、温室効果ガス排出削減のため、「環境モデル都市」として、「おひさまのエネルギー」の利用を考えたそうです。
ただ、行政では国の補助金がもらえないため、受け皿としてNPOにお願いしたそうです。(後にNPOが有限会社を経て、現在、株式会社になった)
まず、平成16年、公共施設に太陽光発電を設置しました。
目立つところとして、保育園に設置(←発想は伊那市と同じ)。
こうして、公共施設を始め一般家庭にも太陽光パネルを普及し、2030年に40%を目標に、現在、5%(約2000軒)の世帯に普及されているそうです。すご〜い
さて、このように普及がすすむ大きな要因は…「おひさまファンド」による「おひさまゼロ円システム」
「おひさま進歩エネルギー(株)」が、全国的に出資者を募り、その出資金を使って、太陽光パネルの設置を希望する世帯に「無料」で設置します。
無料で設置してもらったお宅は、発電で生まれた収益から「おひさま進歩…」へサービス料を支払い、「おひさま進歩…」は元本と利益を出資者へ分配金するという仕組み。
現在は、太陽光だけで無く、バイオマスにも力をいれているそうです。
「雇用は?」との質問に、「2億の事業が市内の業者に降りているので、雇用につながっていないはずはない」との回答でした。
説明の後、市役所の近くにある「エコハウス」の見学に行きました。
昨年、市議会の視察で目の前を歩いて通りながら、視察項目に無いため通り過ぎざるを得なかった「エコハウス」…
←中学生が植えたという有名な「りんご並木」。
「りんご並木」の前に、「エコハウス」があります。
さまざまな工夫を凝らし、省エネ、再生可能エネルギーの利用で環境に優しい住宅になっています。
この風力発電と太陽光発電システムでりんご並木の夜間の街灯を賄っています。
伊那市も飯田市も、地域の特性を生かして、再生可能エネルギーの普及に明確な「ビジョン」を持って取り組んでいます…うらやましい…
敦賀市も、8割が山。
バイオマス、小水力、波力…これらの資源を生かして再生可能エネルギーの普及にぜひとも取り組むよう、これからも議会内外で頑張りたいと思いました。
帰りの高速のパーキングで食べた「凍天」(しみてん)。
テレビでみたことあるなぁって思って食べたら最高
楽天グルメ大賞2005総合一位だそうです。
←揚げドーナツの中に、草餅が入ってました。
災害に備えて水道水をペットボトルに入れて保存しているそうです。
女性後援会でエコツアー(その1・伊那市)
日本共産党の女性後援会で、2日、エコツアーがあり、長野県へ行ってきました。
朝、7時に敦賀インター待ち合わせ、バスで出発。
11時ごろ長野県伊那市に到着しました。
←後ろの山は駒ヶ岳
伊那市では、平成19年に発表した「伊那市地域新エネルギービジョン」をもとに、太陽光や木質ペレットを使った再生可能エネルギーの普及に力を入れています。
「まずは、PRのため」と、公共施設の保育園に設置することにしたそうで、木質ペレットを燃料とするボイラーを床暖房や暖房、給湯などなど使用している市立美篶保育園に見学に行きました。
左がボイラー。真ん中が、燃料のペレットを入れる場所。
右側写真の小窓のところからペレットが見れます。
ペレットの灰
一般家庭についても、地元森林組合が作っているペレットストーブの設置、普及に力を入れているそうで、現在、116台が導入されています。
元々、安価な薪ストーブの普及が進んでいて、市独自の補助金もあるため、年間40台ずつ、現在まで1000台以上が普及されているそうです。
そのため、ペレットストーブの普及が進まず、補助金を出していても家庭用の普及は現在26台。
今後、設置費用も含めて100万円前後かかるペレットストーブの普及については多くの課題があるそうです。
(次は…飯田市へつづく)
2012年10月21日
再生可能エネルギーの学習と見学…とパン屋さん?
20日の午後、あわら市で、AALA主催の学習会「再生可能エネルギーの現状を学び、風車、メガソーラー計画の現地見学会」に参加しました。
最初に、あわら市中央公民館で、増田頼保氏(日本画家・福井県立大学非常勤講師)の講演「福井県内における再生可能エネルギーの状況」がありました。
「絵を描くことと自然エネルギーの取り組みをすることは自分にとっては同じ事。循環をして生きる」(増田氏)
福井県内の小水力発電の取り組み状況、小型風力の話…などなど、とても夢のある楽しいお話でした。
木炭で動く田植機なんて初めて
エコキュートならぬ「マキ(薪)キュート」
その後、自動車で乗り合わせて、あわら市の風車を見に行きました。
あわら市の共産党の市議、山川さんが説明をしてくれました。
この風車は、J-POWER(電源開発)が建てたもので、10基で2万kwの出力があり、あわら市の全世帯の電気をまかなえるほどだそうです。
あわら市には、固定資産税等々で20年間で5億の税収があるとか。
低周波の被害については、電力会社や市の発表はゼロ人とのことですが、山川市議にはお一方の被害の報告があるとのこと。
初めて間近で見ましたが、私には何も感じることはできませんでしたが、敏感に感じる人がおられることは決して否定はできません。
風車を眺めることができる展望台のようなものがあり、その横にはJAの出店する農産物直売所がありました。
デートスポットなのか、次々にお客さんが風車を見にきて、買い物をして帰って行きます。
私も、ソフトクリームの旗につられて入ると、「土日のみの営業ですが、明日から春まで休みになるのでちょうど良かった」と言われ、さっそくソフトクリームを購入。
柿と梨の袋詰め放題でめちゃお買い得感満載でした。
その後、時間の都合でメガソーラーの見学に行けずお開きとなりましたが、せっかくなので、山川市議に同行してもらい、三国にある北陸電力の太陽光発電所に行ってきました。
PR館は予約制だそうで、開いてませんでした
4万平方メートルの敷地に4800枚の太陽光パネル、1000KWの発電出力。
今度は、予約してPR館にも行きたいです。
帰りに、あわら市役所の近くで偶然、「ハスの実」のパン屋さんを発見
確か、先日、福井県で全国大会を開催した「きょうされん」(障がい者の共同作業所連絡…ナントカ)に加盟しているパン屋さんのハズ…と通り過ぎた道をUターンしてお店に入りました。
閉店間際で、安く買えてラッキー
レジの方と話をしてたら、ついさっき、風車の横でソフトクリームを売っていた女性の親戚とのこと…あまりの偶然に驚きました
午前中のピースライブに始まり、再生可能エネルギーの学習、見学、パン屋さん…と、ハードでしたがとても楽しい一日でした
決算議会前だし、視察前で仕事たまってるのに…のんきにこんなことやってていいのか〜 (ひとりつっこみ)
木炭で動く田植機なんて初めて
エコキュートならぬ「マキ(薪)キュート」
2012年01月20日
小水力の環境フォーラム
東日本大震災の福島第一原子力発電事故を契機に、再生可能エネルギーの導入が大きな課題となっています。
エネルギーの地産地消を基本に、身近な資源の一つである水を活用した小水力発電の可能性について話し合う環境フォーラムが開催されます。
日時:2月5日(日)14:00〜15:30
会場:長浜勤労者福祉会館「臨湖」多目的ホール
入場料:500円(中学生以下無料)
講師:千葉大学法経学部 倉坂秀史教授
主催:芸術村IN余呉実行委員会
後援:滋賀県・長浜市・政策フォーラム滋賀
お問い合わせ・お申込み 勤労者福祉会館「臨湖」 TEL0749−65−2120
環境フォーラム〜〜小水力発電の可能性について
これからの時代を考える環境フォーラム エネルギーの地産地消
これからの時代を考える環境フォーラム エネルギーの地産地消