10月30日、11月1日の一泊二日で、東京へ。
「第14回全国原子力発電所立地議会サミット」に
参加しました。
品川プリンスホテルの大きな会場に
全国の原発立地自治体の議員が集結。
来賓のあいさつで、
全国原子力発電所所在市町村協議会副会長の
柏崎市長の櫻井雅治さん。
実は、櫻井さんは、
かつて市議をされていて、
サミット開催の言い出しっぺの1人だそうで…
サミットはいつからやってるのか、
何のタメにやるのか、という
私の疑問にこたえるような挨拶でした。
サミットは28年前の平成8年に
立地自治体の議員として、
原発に賛成、反対、それぞれ考えはあるが、
共有すること、異なることなど、
意見を交わし合う場を作ろうと、
立地自治体の市町村議長会を設立し、
27年前からサミットを開催することになった、と。
議会は議論する場であり、
激しい議論が日本国民を安心させる、
多いに議論を交わして下さい、と。
なるほど、そういうことか〜と。
その後、経済産業省の大臣官房の
佐々木雅人氏による基調講演
「エネルギー・原子力政策について」の後、
5つの分科会に分かれ、話し合いました。
私は「原子力防災体制と避難計画」の分科会です。
今回は、新しい取り組みとして、
分科会では、更に、
3つのグループに分かれました。
前回、ヤジが飛び交って、
しんどくなる場面もありましたが…
ルールとして、
違う意見について批判しないこと、
地域の特色、市町の工夫について話し合う、
とのことで…
今回は、ヤジのない、交流の場となりました。
能登地震を体験された志賀町の議員さんは…
地震の時、パニックになった。
自治体からの情報も、原発の情報もなく、
メディアの方が早かった。
その後、自治体の公式ラインが
役に立ったそうです。
また、道路が寸断され、逃げられない、
ヘリポートまでも行けない、
海は荒れて、船が出ない、
避難することになっていた防御施設は
キャパを超え、
計画と現状はミスマッチだった、とのこと。
楢葉町の議員さんは…
フクシマ原発事故の時、全町避難となり、
解除されても人が戻らず、
高齢化が進んだそうです。
要支援者が多いため、リストアップして、
誰が誰の救助をするか、
町主導でマッチングさせているそうで…
現在、7〜8割まで、できたそうです。
六ヶ所村では、避難道が一本しかなく、
ハザードマップでは、
その避難道が浸水することが分かっているそうで…
国に避難道の整備を求めているそうです。
伊方町の議員さんは…
伊方原発は、細長い半島のほぼ根元に原発があり、
北も南も西も海で避難ができないため、
「愛媛方式」というのがあって、
原発の情報は、どんな軽微なものでも、
リアルタイムで報告されるようになっている、
とのこと。
ただ、愛媛県は、避難訓練をやらないため、
村主催で避難訓練をしているそうです。
共通の課題として、避難道の整備があげられ、
国に要望することが話し合われました。
また、志賀町では、
ヨウ素剤の事前配布がないそうで…
私の提案で、国としてヨウ素剤の配布について
明確にするよう求めることに。
今回、得るものが大きいサミットでした。
さて、サミット終了後、
その場で解散となったので、
何かないかとインスタを見たら…
私がインスタでフォローしていた
小さなおうちを作るクリエイターさんが、
吉祥寺でふたり展をされていることを知り…
一度、生で見たいと思っていたので、
嬉しくて、吉祥寺へ。
「くま吉とちびはうすの世界」
目当てはちびはうすでしたが、
くま吉さんのちいさな生き物の作品も
すてきでしたv
この日は、販売は無いとのことで、残念💧
代わりに、写真を撮りまくり…
クリエイターさんとお話しもできて
良かったですv
行くときは、気が重かったですが、
サミット含め、有意義な東京行きでした。
2024年11月01日
2024年09月24日
原発の特別委員会にて
今日は、議会の
原子力発電書特別委員会がありました。
特別委員会の目的は、
原発の諸問題について、審査、調査をすること。
電力事業所や市長の出席はなく…
敦賀市の担当部長、課長などから、
敦賀市が日本原電、機構、関電の原発の現況、
福井県原子力環境安全管理協議会の報告、
その他、共創会議のこと…などなど、
説明があり、その後、質疑応答です。
敦賀原発、もんじゅやふげんなどについては、
8月下旬に、日本原電や機構から直接、
説明を受けています。
なので、市役所にたいして質疑するのは、
おもに敦賀市の対応、考え…などです。
私は、日本原電2号機についいて…
廃炉にして欲しいと願う市民、
廃炉作業の仕事を求める市民が
おられることを伝えるとともに、
調査をする費用は、
日本原電に出資している電力会社の負担となり、
結果、私たちの電気料金に含まれるため、
廃炉を求めるベではないか?と質問。
担当課長は、
「パブコメ中であり、結果を踏まえて
判断が出されるので、注視していきたい。
廃炉を求めるところまでない」と回答。
その他、関電の報告について…
「実行性あるロードマップを作り、
住民に説明をするよう求めた」との報告に…
私「敦賀市民も含まれるのか」
担当課長「敦賀も含まれる」
私「使用済燃料の行き場は無い。
約束を守り、廃炉にするよう求めるべき」
と求めました。
また、関電の使用済燃料の乾式貯蔵について
市民が不安に思っていること、
労働者への影響もあること、
運転延長につながる懸念があることを述べ、
敦賀市の対応を聞いたところ…
担当部長「関電から、
安全協定に基づく説明があった際、
規制委員会が判断することで、
敦賀市として意見はないと伝えた」
その後、10月に予定されている
原発事故を想定した避難訓練について
担当課から説明を求めましたが…
日程も詳細も決まっていない、とのこと。
大飯原発の事故を想定しているので、
敦賀は、受け入れ訓練をする予定ですが…
総選挙があると、変わるのか?
いつも、私は、
避難訓練を見学しています。
福井県の発表はいつもギリギリですが、
発表がありしだい、どこを誰が見学するか、
みんなで、相談したいと思います。
原子力発電書特別委員会がありました。
特別委員会の目的は、
原発の諸問題について、審査、調査をすること。
電力事業所や市長の出席はなく…
敦賀市の担当部長、課長などから、
敦賀市が日本原電、機構、関電の原発の現況、
福井県原子力環境安全管理協議会の報告、
その他、共創会議のこと…などなど、
説明があり、その後、質疑応答です。
敦賀原発、もんじゅやふげんなどについては、
8月下旬に、日本原電や機構から直接、
説明を受けています。
なので、市役所にたいして質疑するのは、
おもに敦賀市の対応、考え…などです。
私は、日本原電2号機についいて…
廃炉にして欲しいと願う市民、
廃炉作業の仕事を求める市民が
おられることを伝えるとともに、
調査をする費用は、
日本原電に出資している電力会社の負担となり、
結果、私たちの電気料金に含まれるため、
廃炉を求めるベではないか?と質問。
担当課長は、
「パブコメ中であり、結果を踏まえて
判断が出されるので、注視していきたい。
廃炉を求めるところまでない」と回答。
その他、関電の報告について…
「実行性あるロードマップを作り、
住民に説明をするよう求めた」との報告に…
私「敦賀市民も含まれるのか」
担当課長「敦賀も含まれる」
私「使用済燃料の行き場は無い。
約束を守り、廃炉にするよう求めるべき」
と求めました。
また、関電の使用済燃料の乾式貯蔵について
市民が不安に思っていること、
労働者への影響もあること、
運転延長につながる懸念があることを述べ、
敦賀市の対応を聞いたところ…
担当部長「関電から、
安全協定に基づく説明があった際、
規制委員会が判断することで、
敦賀市として意見はないと伝えた」
その後、10月に予定されている
原発事故を想定した避難訓練について
担当課から説明を求めましたが…
日程も詳細も決まっていない、とのこと。
大飯原発の事故を想定しているので、
敦賀は、受け入れ訓練をする予定ですが…
総選挙があると、変わるのか?
いつも、私は、
避難訓練を見学しています。
福井県の発表はいつもギリギリですが、
発表がありしだい、どこを誰が見学するか、
みんなで、相談したいと思います。
2024年09月23日
老朽原発動かすな!高浜全国集会
今日は、高浜町で
「老朽原発動かすな!高浜全国集会」
があり、バスに乗って、
みんなで行ってきました。
高浜原発の展望台からゲート前まで行進し
ゲートで、関電宛への要望書を提出。
いつも思うけど、必要以上に大勢の警察官。
関電のゲートにも、鍵がついて、
トゲトゲついた仮設のゲートが取り付けられ、
中に入れるのも、要望書を渡す人だけ。
シュプレヒコールあげて、
行進して、集会するだけなのに、
まるで、過激派への対応そのもの。
しかも、車体の上に台がついた車の上から、
シュプレヒコールよりも大音量で、
注意喚起し続けるので、
シュプレヒコールが聞こえず、
単なる妨害にしか思えない…
さて、おにぎりを食べて、
お昼から、高浜町文化会館で、全国集会。
記念講演は、まず、珠洲市の北野進さんで…
珠洲原発の予定地が、大きく隆起した。
能登半島で最も隆起したところは、
5.2bもあった。
そもそも、能登半島は、
巨大地震によって、形成されてきた。
今回の能登半島地震では、
志賀原発も敷地内の地盤は、ガタガタで
76カ所の損傷があった。
能登半島地震の被害の特徴は、
建物倒壊、大規模火災、土砂崩れ、液状化、
津波、災害関連死、広域停電…など、
過去30年、日本が経験した地震被害が
すべておこり、
それに加え、隆起、道路の陥没がおきた。
志賀町には避難計画があるが…
自治体広報車は道路寸断で走れなかった。
停電で、TVなど家電製品は使用できなかった。
緊急速報メールは、携帯電話各社が
停波で使用できなかった。
原発の放射線防護施設も損傷した。
原子力防災は、巨大自然災害に向き合っておらず、
地震、津波、竜巻、豪雪、台風などが
原発震災と重なったら、対応できない。
自然災害の対応で、手いっぱいであり、
原発は全廃すべき…等々。
次に、元福井地方裁判所裁判長の樋口英明氏による
「原発の本質と原発訴訟」。
樋口さんは、「原発の本質はたった2つ」と。
@人が管理をし続けないと暴走する。
車や電化製品など、止めたら止まるが、
原発は、止めても、
管理し続けなくてはならないし、
そうしないと、暴走をして事故がおきてしまう。
運転延長で、
動いていない間は老朽化しないと言うが、
我々でも、寝てる間にも老化するのは当たり前。
50年前の飛行機に、乗りたいと思いますか?
A暴走したときの被害は想像を絶するほど大きい。
ウクライナ問題で、運転延長を言い出した。
コストの問題ではないと判決文に書いたが、
向こうがコストを言うので、
売られたケンカを買ってコストの問題を言うと…
東京電力の売上は年5兆円。
利益率は5%で、2500億円。
福島第1原発事故の損害賠償は
少なく見積もって、25兆円。
事故によって100年分の利益をなくした。
当時、吉田所長は、2号機の格納容器が
吹き飛ぶことを覚悟した…と言っていたが、
もし、2号機の格納容器が吹き飛んでいたら、
2440兆円の経済損失だった。
単なるエネルギー問題ではない。
環境問題もあるが、国防の問題でもある。
国防上、一番の弱点は原発。
豊かな国土を守って次の世代に渡そうと思えば
簡単に、踏み出せる。
珠洲の人達が、原発の建設を止め、
私たちを透くってくれたように、
我々も未来を切り開いていきたい。
…等々、わかりやすいお話しでした。
なお、集会には、日本共産党から
藤野やすふみ元衆議院議員と
小柳しげおみ2区予定候補が参加しましたが、
他の政党からは、
議員や候補者の参加はありませんでした。
その後、全国の運動の報告などがあり、
1時間ほど、高浜町内をデモ行進しました。
暑さ寒さも彼岸まで…と言うけれど、
7000歩ほど歩きましたが、汗もかかず…
つい、先日までの、うだるような残暑が
信じられないくらいです。
こうして、原発運動オンリーの三連休は、
終わりました。
明日から、また、議会です。
がんばります。
「老朽原発動かすな!高浜全国集会」
があり、バスに乗って、
みんなで行ってきました。
高浜原発の展望台からゲート前まで行進し
ゲートで、関電宛への要望書を提出。
いつも思うけど、必要以上に大勢の警察官。
関電のゲートにも、鍵がついて、
トゲトゲついた仮設のゲートが取り付けられ、
中に入れるのも、要望書を渡す人だけ。
シュプレヒコールあげて、
行進して、集会するだけなのに、
まるで、過激派への対応そのもの。
しかも、車体の上に台がついた車の上から、
シュプレヒコールよりも大音量で、
注意喚起し続けるので、
シュプレヒコールが聞こえず、
単なる妨害にしか思えない…
さて、おにぎりを食べて、
お昼から、高浜町文化会館で、全国集会。
記念講演は、まず、珠洲市の北野進さんで…
珠洲原発の予定地が、大きく隆起した。
能登半島で最も隆起したところは、
5.2bもあった。
そもそも、能登半島は、
巨大地震によって、形成されてきた。
今回の能登半島地震では、
志賀原発も敷地内の地盤は、ガタガタで
76カ所の損傷があった。
能登半島地震の被害の特徴は、
建物倒壊、大規模火災、土砂崩れ、液状化、
津波、災害関連死、広域停電…など、
過去30年、日本が経験した地震被害が
すべておこり、
それに加え、隆起、道路の陥没がおきた。
志賀町には避難計画があるが…
自治体広報車は道路寸断で走れなかった。
停電で、TVなど家電製品は使用できなかった。
緊急速報メールは、携帯電話各社が
停波で使用できなかった。
原発の放射線防護施設も損傷した。
原子力防災は、巨大自然災害に向き合っておらず、
地震、津波、竜巻、豪雪、台風などが
原発震災と重なったら、対応できない。
自然災害の対応で、手いっぱいであり、
原発は全廃すべき…等々。
次に、元福井地方裁判所裁判長の樋口英明氏による
「原発の本質と原発訴訟」。
樋口さんは、「原発の本質はたった2つ」と。
@人が管理をし続けないと暴走する。
車や電化製品など、止めたら止まるが、
原発は、止めても、
管理し続けなくてはならないし、
そうしないと、暴走をして事故がおきてしまう。
運転延長で、
動いていない間は老朽化しないと言うが、
我々でも、寝てる間にも老化するのは当たり前。
50年前の飛行機に、乗りたいと思いますか?
A暴走したときの被害は想像を絶するほど大きい。
ウクライナ問題で、運転延長を言い出した。
コストの問題ではないと判決文に書いたが、
向こうがコストを言うので、
売られたケンカを買ってコストの問題を言うと…
東京電力の売上は年5兆円。
利益率は5%で、2500億円。
福島第1原発事故の損害賠償は
少なく見積もって、25兆円。
事故によって100年分の利益をなくした。
当時、吉田所長は、2号機の格納容器が
吹き飛ぶことを覚悟した…と言っていたが、
もし、2号機の格納容器が吹き飛んでいたら、
2440兆円の経済損失だった。
単なるエネルギー問題ではない。
環境問題もあるが、国防の問題でもある。
国防上、一番の弱点は原発。
豊かな国土を守って次の世代に渡そうと思えば
簡単に、踏み出せる。
珠洲の人達が、原発の建設を止め、
私たちを透くってくれたように、
我々も未来を切り開いていきたい。
…等々、わかりやすいお話しでした。
なお、集会には、日本共産党から
藤野やすふみ元衆議院議員と
小柳しげおみ2区予定候補が参加しましたが、
他の政党からは、
議員や候補者の参加はありませんでした。
その後、全国の運動の報告などがあり、
1時間ほど、高浜町内をデモ行進しました。
暑さ寒さも彼岸まで…と言うけれど、
7000歩ほど歩きましたが、汗もかかず…
つい、先日までの、うだるような残暑が
信じられないくらいです。
こうして、原発運動オンリーの三連休は、
終わりました。
明日から、また、議会です。
がんばります。
2024年09月22日
原住連全国集会の2日目
能登半島では、大雨により、
甚大な被害が出ています。
7月のボランティア活動で出会った
能登のみなさん、
どうしておられるのか…
心配で、胸が痛みます。
心より、お見舞い申し上げます。
さて、今日は、
原発問題住民運動全国連絡センターの
全国交流集会の2日目。
県内から、多くの参加があり、
椅子も資料も足りなくなるほどでした。
記念公演は、
元原子炉設計者の後藤政志さんの
「老朽原発の危険を語る」。
特別報告は、
新潟大学名誉教授の立石雅昭さんの
「能登半島地震の原発への警告」。
午後は、北海道から鹿児島まで、
全国各地の活動の報告がありました。
私は、受け付け係りで会場の外にいて
じっくりお話しをお聞きすることは
できませんでしたが…
とても内容の濃い、貴重な集会となりました。
YouTubeでもあがっているので、
後でじっくり見たいと思います。
YouTube配信はこちらから→★
甚大な被害が出ています。
7月のボランティア活動で出会った
能登のみなさん、
どうしておられるのか…
心配で、胸が痛みます。
心より、お見舞い申し上げます。
さて、今日は、
原発問題住民運動全国連絡センターの
全国交流集会の2日目。
県内から、多くの参加があり、
椅子も資料も足りなくなるほどでした。
記念公演は、
元原子炉設計者の後藤政志さんの
「老朽原発の危険を語る」。
特別報告は、
新潟大学名誉教授の立石雅昭さんの
「能登半島地震の原発への警告」。
午後は、北海道から鹿児島まで、
全国各地の活動の報告がありました。
私は、受け付け係りで会場の外にいて
じっくりお話しをお聞きすることは
できませんでしたが…
とても内容の濃い、貴重な集会となりました。
YouTubeでもあがっているので、
後でじっくり見たいと思います。
YouTube配信はこちらから→★
2024年09月21日
原住連全国交流集会1日目
原発問題住民運動全国連絡センターの
全国交流集会が、21日、22日に、
敦賀市で開催されています。
まず、21日は、マイクロバスに乗って、
敦賀半島をめぐり、
日本原電のPR館へ行き、
白木の港で、もんじゅを見て、
関電美浜のPR館へ行きました。
マイクロバスの中で、私は、ガイドになって、
敦賀の新幹線駅の10の日本一のお話、
敦賀の鉄道と港の歴史、観光名所など紹介し、
原発や敦賀市の財政など、
お話しさせていただきました。
それにしても…なぜか、日本原電は、
3、4号機の建設予定地の見学を拒否。
かつては、誰でもOKでしたが、
そのうち、市会議員が一緒ならOKに変わり、
今回は、市議である私が申し込みましたが
「夏休みで、見学者が多く、対応できない」と。
笠井亮衆議院議員が来るので、
議員秘書から頼んだけど、ダメ。
ところが、夫が何気に電話をすると、OKとのこと。
え??
ところが、夫がこちらの団体とわかったからか、
お断りの電話が来たそうで…
「埋め立て予定地の見学は、
受け入れないことになっている」と。
え??
夏休みで、見学者が多く、
対応できないのでは無かったの?
原発に反対する団体には
対応しないと言うことなのか?
かつて、原発に反対する団体でも、
受け入れを拒否することはないと
言っておられたけど…
方針が変わったのでしょうか?
謎です。
夜は、サンピアで交流会がありました。
北海道から鹿児島までの
立地自治体で運動されている方々、
そして、事故が起きればどこも一緒、と、
原発がない群馬県、東京などからも参加があり、
それぞれの取り組みなど紹介しあいました。
明日は、朝から夕方まで、
1日、サンピアで全国交流集会です。
記念公演は、
元原子炉設計者の後藤政志さんの
「老朽原発の危険を語る」です。
特別報告は、
新潟大学名誉教授の立石雅昭さんの
「能登半島地震の原発への警告」です。
YouTube配信も予定しています。→★
ぜひ、みなさま、お気軽にお越しください。
全国交流集会が、21日、22日に、
敦賀市で開催されています。
まず、21日は、マイクロバスに乗って、
敦賀半島をめぐり、
日本原電のPR館へ行き、
白木の港で、もんじゅを見て、
関電美浜のPR館へ行きました。
マイクロバスの中で、私は、ガイドになって、
敦賀の新幹線駅の10の日本一のお話、
敦賀の鉄道と港の歴史、観光名所など紹介し、
原発や敦賀市の財政など、
お話しさせていただきました。
それにしても…なぜか、日本原電は、
3、4号機の建設予定地の見学を拒否。
かつては、誰でもOKでしたが、
そのうち、市会議員が一緒ならOKに変わり、
今回は、市議である私が申し込みましたが
「夏休みで、見学者が多く、対応できない」と。
笠井亮衆議院議員が来るので、
議員秘書から頼んだけど、ダメ。
ところが、夫が何気に電話をすると、OKとのこと。
え??
ところが、夫がこちらの団体とわかったからか、
お断りの電話が来たそうで…
「埋め立て予定地の見学は、
受け入れないことになっている」と。
え??
夏休みで、見学者が多く、
対応できないのでは無かったの?
原発に反対する団体には
対応しないと言うことなのか?
かつて、原発に反対する団体でも、
受け入れを拒否することはないと
言っておられたけど…
方針が変わったのでしょうか?
謎です。
夜は、サンピアで交流会がありました。
北海道から鹿児島までの
立地自治体で運動されている方々、
そして、事故が起きればどこも一緒、と、
原発がない群馬県、東京などからも参加があり、
それぞれの取り組みなど紹介しあいました。
明日は、朝から夕方まで、
1日、サンピアで全国交流集会です。
記念公演は、
元原子炉設計者の後藤政志さんの
「老朽原発の危険を語る」です。
特別報告は、
新潟大学名誉教授の立石雅昭さんの
「能登半島地震の原発への警告」です。
YouTube配信も予定しています。→★
ぜひ、みなさま、お気軽にお越しください。
2024年08月25日
科学者会議の全国シンポジウム本番
今日は、日本科学者会議の
原子力発電問題全国シンポジウムin敦賀が
サンピアで開催されました。
夫が主催者として関わっていて、
私も、会場準備などお手伝いする事に…。
あと、今日は、町内の団地の階段や廊下の
電気の球換えもあって…
夫のハプニングにまきこまれ?
サンピアと家を何度も行ったり来たり…
バタバタして、朝から大汗かきました😃💧
さて、シンポジウムの会場には、
全国各地から科学者会議の会員さんが来られ、
県内からも、会員でない方が
「お話しをお聞きしたい」と参加されました。
また、Zoomで参加される方が40名以上。
100名を超える参加のもと、開催されました。
基調講演は、多岐にわたり…
@「原発の危険性と放射線被ばく」
山田耕筰(京都大学名誉教授)
A「温室効果ガスによる気候変動と
自然エネルギー、省エネによる対策」
河野仁(兵庫県立大学名誉教授)
B「新原子力規制基準で原発は安全になったが
〜深層防護の形骸化・矮小化〜」
岡本良治(九州工業大学名誉教授)
C「3.11福島事故忘却と原発回帰推進教育の実態」
小林昭三(新潟大学名誉教授)
D「使用済燃料の乾式貯蔵」
岩井孝(原子力問題研究委員会委員)
E「責任ある最終処分の条件は原発停止と技術開発」
新村昌治(元岐阜大学)
F「福島第1原発の汚染水問題と海洋放出の実態」
柴崎直明(福島大学教授)
また、「ポスターセッション」もあり、
7名の科学者会議の会員が
再生可能エネルギーのこと、
原発裁判のことなど資料を掲示してあり、
お昼の休憩時間に、
参加者が、興味のある掲示を見て、
会員に質問をして深めておられました。
本来なら、この場で基調報告の内容など
ご報告するところですが…
もりだくさん過ぎて、
時間がなくてごめんなさい…😃💧
ただ…感想としては、
地球温暖化の問題は深刻で…
でも、原発はその対策にはなり得ないし、
再生可能エネルギーに力を入れる必要がある、
ということです。
今日、いただいた資料を大事にして
今後の活動にいかしていきたいと思います。
原子力発電問題全国シンポジウムin敦賀が
サンピアで開催されました。
夫が主催者として関わっていて、
私も、会場準備などお手伝いする事に…。
あと、今日は、町内の団地の階段や廊下の
電気の球換えもあって…
夫のハプニングにまきこまれ?
サンピアと家を何度も行ったり来たり…
バタバタして、朝から大汗かきました😃💧
さて、シンポジウムの会場には、
全国各地から科学者会議の会員さんが来られ、
県内からも、会員でない方が
「お話しをお聞きしたい」と参加されました。
また、Zoomで参加される方が40名以上。
100名を超える参加のもと、開催されました。
基調講演は、多岐にわたり…
@「原発の危険性と放射線被ばく」
山田耕筰(京都大学名誉教授)
A「温室効果ガスによる気候変動と
自然エネルギー、省エネによる対策」
河野仁(兵庫県立大学名誉教授)
B「新原子力規制基準で原発は安全になったが
〜深層防護の形骸化・矮小化〜」
岡本良治(九州工業大学名誉教授)
C「3.11福島事故忘却と原発回帰推進教育の実態」
小林昭三(新潟大学名誉教授)
D「使用済燃料の乾式貯蔵」
岩井孝(原子力問題研究委員会委員)
E「責任ある最終処分の条件は原発停止と技術開発」
新村昌治(元岐阜大学)
F「福島第1原発の汚染水問題と海洋放出の実態」
柴崎直明(福島大学教授)
また、「ポスターセッション」もあり、
7名の科学者会議の会員が
再生可能エネルギーのこと、
原発裁判のことなど資料を掲示してあり、
お昼の休憩時間に、
参加者が、興味のある掲示を見て、
会員に質問をして深めておられました。
本来なら、この場で基調報告の内容など
ご報告するところですが…
もりだくさん過ぎて、
時間がなくてごめんなさい…😃💧
ただ…感想としては、
地球温暖化の問題は深刻で…
でも、原発はその対策にはなり得ないし、
再生可能エネルギーに力を入れる必要がある、
ということです。
今日、いただいた資料を大事にして
今後の活動にいかしていきたいと思います。
2024年08月24日
科学者会議の全国シンポジウムin敦賀
24日の午前中は、
25日に実施する、子ども食堂ネットワークの
ひとり親世帯等への食料等の無料提供の準備で、
120世帯分のお米の袋詰めをしました。
午後からは、科学者会議の
原子力発電問題全国シンポジウムの
現地見学会でした。
マイクロバスに乗って、
まず、日本原電PR館へ…
日本原電では、原発の写真を撮るのは禁止。
以前は、撮影スポットもあったのに…なぜ?
3、4号機の建設予定地の見学も断られたし…
模型を見て、説明をお聞きするのみ。
次に、もんじゅが見える白木へ。
最後に、関西電力美浜PR館へ。
「山本さま」と書かれてて、ドキッ😃💧
科学者会議の山本富士福井大学名誉教授が
申し込んだから、でした。
スコープつけて、発電所の中をバーチャル体験。
空飛んで発電所まで行ったり、
使用済燃料プールを上から眺めたり…
すごかったです。
「敦賀には、初めて来た。
原発を実際に見ることができて
来て良かった」など、喜ばれて良かったです。
さてさて、私は、マイクロバスの中で、
前の晩3時半までかかってつくった原稿を使い、
敦賀は鉄道と港の町で…
などと、敦賀の歴史の紹介から始まり…
嶺南に廃炉作業中も含め原発が15基あって、
うち、7基が敦賀半島にあること…
かつて、敦賀市では、
原発関係の収入の割合は35%だったが、
現在は約10%に減っていること…
電源三法交付金は、
かつて、ハード事業にしか使えず、
ハコモノ建設で維持管理の負担が多いこと…
でも、現在、ソフト面でも使えるようになり、
約48%が人件費に使われ、
他は、清掃センターやゴミ収集業務、
学校給食センターの調理業務などの
委託費などに使われていること…
30年前、日本原電3,4号機増設について
住民投票条例を求める署名行動で
「原発は孫子の代まではいらない」等と
多くの市民が署名に協力してくれたこと…
子どもの国という市の児童の施設では、
無料で使える、核燃料棒をつかむ
大きなUFOキャッチャーがあったり、
ロボットの周りに放射線の測定器があったり、
幼い頃から、原発に親しむ施設があること…
敦賀市内に原発PR館がいくつもあり、
理科の時間に見学に行ったり、
出前講座で電力会社の写真が
学校に授業に行くなど、
原発について学校でも教えていること…
でも、3.11以降、2年間取り組んだ
原発を再稼働しないで!と求める署名では、
フクシマ原発事故を目の当たりにして、
原発事故が起きれば、逃げる所も無い、
逃げてもすぐには帰られない事を知り、
ふるさと子や孫に残したいと
署名に協力してくれたこと…
原発労働者が、他に働くところさえあれば、
原発はいらないと署名をしてくれたこと…
原発の避難計画では、
発電所から5キロ圏内の住民は、
事故が起きる前に避難することになっていて、
30キロ圏内の住民は屋内退避し、
放射線量が20μシーベルト以上になって
はじめて避難することになっているが、
地震が来て家屋が倒壊したり、
津波が来れば、屋内退避はできない。
また、道路が寸断されれば避難もできない。
など、能登半島地震から学び、
あらためて、原発は動かさないで欲しいし、
これ以上、つくらないで欲しいという
市民の声が寄せられていること…
だが、敦賀市議会では、
原発に固執している議員が多いこと…
などなど、お話しさせていただきました。
夜のサンピアでの懇親会では、
私が幼い頃住んでいた浜寺から来た人や、
佐世保出身という方もいて、
初めてお会いするのに、
昔なじみのように感じました。
明日は、シンポジウムの本番?
朝から夕方まで、様々な分野の方から
お話しをお聞きして勉強します。
初めて、ポスターセッションもあるし、
楽しみです。
25日に実施する、子ども食堂ネットワークの
ひとり親世帯等への食料等の無料提供の準備で、
120世帯分のお米の袋詰めをしました。
午後からは、科学者会議の
原子力発電問題全国シンポジウムの
現地見学会でした。
マイクロバスに乗って、
まず、日本原電PR館へ…
日本原電では、原発の写真を撮るのは禁止。
以前は、撮影スポットもあったのに…なぜ?
3、4号機の建設予定地の見学も断られたし…
模型を見て、説明をお聞きするのみ。
次に、もんじゅが見える白木へ。
最後に、関西電力美浜PR館へ。
「山本さま」と書かれてて、ドキッ😃💧
科学者会議の山本富士福井大学名誉教授が
申し込んだから、でした。
スコープつけて、発電所の中をバーチャル体験。
空飛んで発電所まで行ったり、
使用済燃料プールを上から眺めたり…
すごかったです。
「敦賀には、初めて来た。
原発を実際に見ることができて
来て良かった」など、喜ばれて良かったです。
さてさて、私は、マイクロバスの中で、
前の晩3時半までかかってつくった原稿を使い、
敦賀は鉄道と港の町で…
などと、敦賀の歴史の紹介から始まり…
嶺南に廃炉作業中も含め原発が15基あって、
うち、7基が敦賀半島にあること…
かつて、敦賀市では、
原発関係の収入の割合は35%だったが、
現在は約10%に減っていること…
電源三法交付金は、
かつて、ハード事業にしか使えず、
ハコモノ建設で維持管理の負担が多いこと…
でも、現在、ソフト面でも使えるようになり、
約48%が人件費に使われ、
他は、清掃センターやゴミ収集業務、
学校給食センターの調理業務などの
委託費などに使われていること…
30年前、日本原電3,4号機増設について
住民投票条例を求める署名行動で
「原発は孫子の代まではいらない」等と
多くの市民が署名に協力してくれたこと…
子どもの国という市の児童の施設では、
無料で使える、核燃料棒をつかむ
大きなUFOキャッチャーがあったり、
ロボットの周りに放射線の測定器があったり、
幼い頃から、原発に親しむ施設があること…
敦賀市内に原発PR館がいくつもあり、
理科の時間に見学に行ったり、
出前講座で電力会社の写真が
学校に授業に行くなど、
原発について学校でも教えていること…
でも、3.11以降、2年間取り組んだ
原発を再稼働しないで!と求める署名では、
フクシマ原発事故を目の当たりにして、
原発事故が起きれば、逃げる所も無い、
逃げてもすぐには帰られない事を知り、
ふるさと子や孫に残したいと
署名に協力してくれたこと…
原発労働者が、他に働くところさえあれば、
原発はいらないと署名をしてくれたこと…
原発の避難計画では、
発電所から5キロ圏内の住民は、
事故が起きる前に避難することになっていて、
30キロ圏内の住民は屋内退避し、
放射線量が20μシーベルト以上になって
はじめて避難することになっているが、
地震が来て家屋が倒壊したり、
津波が来れば、屋内退避はできない。
また、道路が寸断されれば避難もできない。
など、能登半島地震から学び、
あらためて、原発は動かさないで欲しいし、
これ以上、つくらないで欲しいという
市民の声が寄せられていること…
だが、敦賀市議会では、
原発に固執している議員が多いこと…
などなど、お話しさせていただきました。
夜のサンピアでの懇親会では、
私が幼い頃住んでいた浜寺から来た人や、
佐世保出身という方もいて、
初めてお会いするのに、
昔なじみのように感じました。
明日は、シンポジウムの本番?
朝から夕方まで、様々な分野の方から
お話しをお聞きして勉強します。
初めて、ポスターセッションもあるし、
楽しみです。
2024年08月16日
県原協の総会&花火大会
今日は、県原協の総会でした。
正式名称は
「福井県原発所在地議会特別委員会連絡協議会」。
原発立地の敦賀市議会、美浜町議会、
おおい町議会、高浜町議会の
原子力発電所特別委員会の委員で構成され…
目的は…
県内原発の建設、運転、再稼働、廃炉に関連して
派生する諸問題の対策、
安全監視体制の確立、
関連産業による地域適応の開発事業について
組織的に協力して、調査、計画を立案し、
住民の安全確保、地域の福祉に寄与すること、
とあり…
事業内容は…
@安全の確保に関する具体的な方法、
対策について要求すべき事項の検討と
住民に対する説明資料の研究
A地帯整備のため、とりあげるべき具体的な事業、
これに監視要求すべき事項の調査研究
B原子力平和利用のための関連産業の検討調査、
施設誘致に関する事項
C原発設置に伴う消防・救急・衛生・医療・
交通業務などの対応策の研究
Dその他、協議会の目的達成のため必要な事項
…とあります。
原発に反対する私がいて良いのか?と思いつつ…
目的や事業内容を見ると、
原発イケイケドンドンの協議会ではないので、
私は、原子力発電書特別委員会の委員になった
5年前から所属しているのですが…
↑ その前は、党議員団からは、
河内市議や上原市議が所属してました。
私が所属して以降、この5年間、
コロナで総会が書面決議だけの時もあり、
リアル開催は3回目。
総会の時に、研修会ということで、
資源エネルギー庁から、
原子力政策の説明を受けた程度。
あと、他にやっている事は、
原発推進の要望活動。
事業に、要望活動なんて書いてないけど、
Dに該当するのかな?
昭和47年からある協議会だし、
その頃は、@からCにあるような
調査や研究をされてたのかもしれませんね。
事業がほとんどないため、50数万円あるので、
ここしばらく、各自治体からの負担金はゼロです。
さて、今日の研修会は、
「エネルギー基本計画について」
資源エネルギー庁の原子力立地政策室長さんが
台風で、東京から来れなくなり、
リモートによる講演です。
内容は…
化石燃料の輸入に大きく依存し、
化石燃料依存度は70%で、G7で最大。
自給率は石油危機時の水準を継続したまま…
ロシアによるウクライナ侵略に伴い、
LNGも石炭も原油も高騰。
DXにより、電力需要は今後増大し、
世界的に原発の利用は拡大。
地球温暖化による災害も増え、
カーボンニュートラルには
世界の再エネを6倍に、
原発を2倍にする必要がある。
GX推進の3つのカギは、
エネルギー安定供給、経済成長、脱炭素。
原子力はますます必要となってくる…等々、
原発推進の今後の計画が示されました。
日本原電3、4号機については、
「次世代革新炉」になるそうですが…
2025年まで基本設計、
2025年から2030年代まで詳細設計、
2030年代に製作・建設して、
2040年代に運転開始。
あくまで、目標ですが、
順調にいって、だいたい20年後?
本当に、この通り進めるの?
だいたい、原発で自給率の向上って…
少しの量で、たくさん発電するし、
リサイクルできるから、
「準国産」というらしいけど…
ウランは100%輸入。
核燃料サイクルも破綻しています。
県原協の研修だし、
講師は、資源エネルギー庁の
原子力立地政策室長さんだし…
仕方ないですが、
再生可能エネルギーや省エネルギーを
いかに高めるのか、について
お話しをお聞きしたいと思いました。
✨ ✨ ✨
さて…16日は、敦賀の花火大会の日。
台風やコロナで中止となり、6年ぶり。
週間天気予報では、微妙でしたが…
心配した雨もふらず、
開催されて本当に良かったですね〜
子ども達が小さい頃は、
私もがんばって松原まで行っていましたが…
最近は、家の中で、
RCNの放送で楽しんでいます。
今日は、
6年ぶりの花火の打ち上げに涙…😞💧
iPadminiで写真や動画を撮ったりして
楽しみました。
ラストは圧巻…
やっぱ、松原まで、見に行けば良かったなぁ〜
正式名称は
「福井県原発所在地議会特別委員会連絡協議会」。
原発立地の敦賀市議会、美浜町議会、
おおい町議会、高浜町議会の
原子力発電所特別委員会の委員で構成され…
目的は…
県内原発の建設、運転、再稼働、廃炉に関連して
派生する諸問題の対策、
安全監視体制の確立、
関連産業による地域適応の開発事業について
組織的に協力して、調査、計画を立案し、
住民の安全確保、地域の福祉に寄与すること、
とあり…
事業内容は…
@安全の確保に関する具体的な方法、
対策について要求すべき事項の検討と
住民に対する説明資料の研究
A地帯整備のため、とりあげるべき具体的な事業、
これに監視要求すべき事項の調査研究
B原子力平和利用のための関連産業の検討調査、
施設誘致に関する事項
C原発設置に伴う消防・救急・衛生・医療・
交通業務などの対応策の研究
Dその他、協議会の目的達成のため必要な事項
…とあります。
原発に反対する私がいて良いのか?と思いつつ…
目的や事業内容を見ると、
原発イケイケドンドンの協議会ではないので、
私は、原子力発電書特別委員会の委員になった
5年前から所属しているのですが…
↑ その前は、党議員団からは、
河内市議や上原市議が所属してました。
私が所属して以降、この5年間、
コロナで総会が書面決議だけの時もあり、
リアル開催は3回目。
総会の時に、研修会ということで、
資源エネルギー庁から、
原子力政策の説明を受けた程度。
あと、他にやっている事は、
原発推進の要望活動。
事業に、要望活動なんて書いてないけど、
Dに該当するのかな?
昭和47年からある協議会だし、
その頃は、@からCにあるような
調査や研究をされてたのかもしれませんね。
事業がほとんどないため、50数万円あるので、
ここしばらく、各自治体からの負担金はゼロです。
さて、今日の研修会は、
「エネルギー基本計画について」
資源エネルギー庁の原子力立地政策室長さんが
台風で、東京から来れなくなり、
リモートによる講演です。
内容は…
化石燃料の輸入に大きく依存し、
化石燃料依存度は70%で、G7で最大。
自給率は石油危機時の水準を継続したまま…
ロシアによるウクライナ侵略に伴い、
LNGも石炭も原油も高騰。
DXにより、電力需要は今後増大し、
世界的に原発の利用は拡大。
地球温暖化による災害も増え、
カーボンニュートラルには
世界の再エネを6倍に、
原発を2倍にする必要がある。
GX推進の3つのカギは、
エネルギー安定供給、経済成長、脱炭素。
原子力はますます必要となってくる…等々、
原発推進の今後の計画が示されました。
日本原電3、4号機については、
「次世代革新炉」になるそうですが…
2025年まで基本設計、
2025年から2030年代まで詳細設計、
2030年代に製作・建設して、
2040年代に運転開始。
あくまで、目標ですが、
順調にいって、だいたい20年後?
本当に、この通り進めるの?
だいたい、原発で自給率の向上って…
少しの量で、たくさん発電するし、
リサイクルできるから、
「準国産」というらしいけど…
ウランは100%輸入。
核燃料サイクルも破綻しています。
県原協の研修だし、
講師は、資源エネルギー庁の
原子力立地政策室長さんだし…
仕方ないですが、
再生可能エネルギーや省エネルギーを
いかに高めるのか、について
お話しをお聞きしたいと思いました。
✨ ✨ ✨
さて…16日は、敦賀の花火大会の日。
台風やコロナで中止となり、6年ぶり。
週間天気予報では、微妙でしたが…
心配した雨もふらず、
開催されて本当に良かったですね〜
子ども達が小さい頃は、
私もがんばって松原まで行っていましたが…
最近は、家の中で、
RCNの放送で楽しんでいます。
今日は、
6年ぶりの花火の打ち上げに涙…😞💧
iPadminiで写真や動画を撮ったりして
楽しみました。
ラストは圧巻…
やっぱ、松原まで、見に行けば良かったなぁ〜
2024年08月02日
美浜老朽原発金沢即時抗告審
2日、金沢市にある名古屋高等裁判所金沢支部へ。
関西電力の美浜原子力発電所3号機について
運転しないよう求めた仮処分の申し立てにたいし、
3月、福井地方裁判所が
「原子力規制委員会の判断などに
見逃しがたい誤りや欠落は見当たらない」として、
申し立てを退ける決定を出したことを
不服として申し立てた抗告の審理が始まりました。
私も、申立人の1人ですが、
今まで、ほとんど行けず…
3月29日の福井地裁で決定に行ったのが最初。
そのため、仮処分の審尋に参加するのは初めて。
裁判所の前で集会をした後、
裁判所の入り口まで、行進をしました。
さて…
裁判所に入ると、審尋の部屋は大きな会議室。
え…? 会議室でするの? とビックリ。
コの字のように机が並べられてて…
申立人側と関電側が向かい合った座ります。
その後、裁判官が入ってきて、始まりました。
まず、大河弁護士と井戸弁護士が、
プロジェクターを使って、プレゼンテーション。
大河弁護士は、
「原発事故の被害の甚大性,能登半島地震の教訓」
と題して、
福島第1原発の事故の時の様子、
避難の様子、今なお残る被災者の
苦しみ、悲しみ…等々、話されました。
助けを求める子どもの声を聞きながら、
避難指示が出て助けられず、
1ヶ月後、子どもの遺体を運ぶことになった
消防職員の話…
避難先で、被曝がうつる、とイジメにあった
子どもの話…など、涙が出ました。
そして、能登半島地震では、
珠洲原発の立地予定地やその周辺が
家屋など壊滅的な被害を受け、
原発事故後の対応とされている
「屋内退避」もできない状態だったこと、
道路が陥没し、土砂が崩れ、
避難することもできない状態だったこと、
そのため、大地震によって原発事故が起きたら、
屋外で放射性物質にさらされ、
被曝を強いられることになる、
原発は動かすべきで無い、と話されました。
また、井戸弁護士は、
「司法審査のあり方」と題して、
この間の原発訴訟について話されました。
原発訴訟の判断の枠組みについて
影響を与えているのが伊方最高裁判決。
「被告行政庁の側において・・・
不合理な点のないことを
相当の根拠、資料に基づき主張、立証する必要があり,
被告行政庁が主張、立証を尽くさない場合には、
被告行政庁がした判断に不合理な点があることが
事実上推認される」と、1段階方式だった。
ところが、その後の訴訟で、2段階方式となり、
伊方判決の反対、180度違うもので、
原告側に立証責任が課せられることとなった。
こうした中、
福島第1原発の事故が起き、変わった。
宮崎支部の川内原発仮処分即時抗告で、
1段階方式に戻り、
その後、1段階論を採用した
裁判例が続いてきた。
ところが、福井地裁の決定は、
再び、2段階方式に戻った決定。
覆させなくても良いはずなのに、
求めている…等々。
立証責任、推認、本証、反証…などなど、
専門用語がいっぱい出てきて、かなり難しい…
でも、なんとなくわかりました。
その後、関電側からは、その場での反論はなく…
何となく、拍子抜け…?
こちら側からは、申立書、理由書など
60点に及ぶ書類を出しているのですが、
それに対して、関電側は、
9月末までに、反論書を提出するということで、
次回期日は11月1日、と決まって
第1回審尋期日は終わりました。
次回は、ちょうど、東京で
原発立地自治体の議会の原子力サミットがあり、
出席できず、残念です。
さて、せっかくの金沢でしたが、
みんなでバスで行ったので、
裁判所を出て、買い物も観光もできず…
ステキなお店をバスの窓から見て、
今度、観光で行きたいなぁ〜と、
思いながら帰りました。
関西電力の美浜原子力発電所3号機について
運転しないよう求めた仮処分の申し立てにたいし、
3月、福井地方裁判所が
「原子力規制委員会の判断などに
見逃しがたい誤りや欠落は見当たらない」として、
申し立てを退ける決定を出したことを
不服として申し立てた抗告の審理が始まりました。
私も、申立人の1人ですが、
今まで、ほとんど行けず…
3月29日の福井地裁で決定に行ったのが最初。
そのため、仮処分の審尋に参加するのは初めて。
裁判所の前で集会をした後、
裁判所の入り口まで、行進をしました。
さて…
裁判所に入ると、審尋の部屋は大きな会議室。
え…? 会議室でするの? とビックリ。
コの字のように机が並べられてて…
申立人側と関電側が向かい合った座ります。
その後、裁判官が入ってきて、始まりました。
まず、大河弁護士と井戸弁護士が、
プロジェクターを使って、プレゼンテーション。
大河弁護士は、
「原発事故の被害の甚大性,能登半島地震の教訓」
と題して、
福島第1原発の事故の時の様子、
避難の様子、今なお残る被災者の
苦しみ、悲しみ…等々、話されました。
助けを求める子どもの声を聞きながら、
避難指示が出て助けられず、
1ヶ月後、子どもの遺体を運ぶことになった
消防職員の話…
避難先で、被曝がうつる、とイジメにあった
子どもの話…など、涙が出ました。
そして、能登半島地震では、
珠洲原発の立地予定地やその周辺が
家屋など壊滅的な被害を受け、
原発事故後の対応とされている
「屋内退避」もできない状態だったこと、
道路が陥没し、土砂が崩れ、
避難することもできない状態だったこと、
そのため、大地震によって原発事故が起きたら、
屋外で放射性物質にさらされ、
被曝を強いられることになる、
原発は動かすべきで無い、と話されました。
また、井戸弁護士は、
「司法審査のあり方」と題して、
この間の原発訴訟について話されました。
原発訴訟の判断の枠組みについて
影響を与えているのが伊方最高裁判決。
「被告行政庁の側において・・・
不合理な点のないことを
相当の根拠、資料に基づき主張、立証する必要があり,
被告行政庁が主張、立証を尽くさない場合には、
被告行政庁がした判断に不合理な点があることが
事実上推認される」と、1段階方式だった。
ところが、その後の訴訟で、2段階方式となり、
伊方判決の反対、180度違うもので、
原告側に立証責任が課せられることとなった。
こうした中、
福島第1原発の事故が起き、変わった。
宮崎支部の川内原発仮処分即時抗告で、
1段階方式に戻り、
その後、1段階論を採用した
裁判例が続いてきた。
ところが、福井地裁の決定は、
再び、2段階方式に戻った決定。
覆させなくても良いはずなのに、
求めている…等々。
立証責任、推認、本証、反証…などなど、
専門用語がいっぱい出てきて、かなり難しい…
でも、なんとなくわかりました。
その後、関電側からは、その場での反論はなく…
何となく、拍子抜け…?
こちら側からは、申立書、理由書など
60点に及ぶ書類を出しているのですが、
それに対して、関電側は、
9月末までに、反論書を提出するということで、
次回期日は11月1日、と決まって
第1回審尋期日は終わりました。
次回は、ちょうど、東京で
原発立地自治体の議会の原子力サミットがあり、
出席できず、残念です。
さて、せっかくの金沢でしたが、
みんなでバスで行ったので、
裁判所を出て、買い物も観光もできず…
ステキなお店をバスの窓から見て、
今度、観光で行きたいなぁ〜と、
思いながら帰りました。
2024年07月26日
日本原電2号機、ついに結論が…
原子力規制庁が、審査会合で
日本原電敦賀2号機の再稼働を
認めない結論を出しました。
12年におよぶ論争に、
ついに終止符がうたれました。
これまでをふり返ると…
13年前、フクシマ原発事故があり、
政府は、原子力規制委員会を新設。
2012年12月、規制委員会の有識者会合が
2号機直下の破砕帯を「活断層」と指摘。
日本原電は、独自で調査し
「活断層ではない」と主張。
2015年3月、有識者会合が
「将来動く可能性がある」と指摘。
日本原電は、「動かない」と主張し、
追加でボーリング調査を行い、
結果を盛り込み再稼働に向けた審査を申請。
ところが、2019年に、
審査資料に931カ所の誤記が見つかり…
その後、調査の結果、誤記は合計1139カ所に。
更に、2020年、データの書き換えが指摘され、
審査がストップ。
書き換えは80カ所にのぼりました。
2021年、審査資料を提出しましたが、
またもや誤記や記載漏れが13カ所見つかり、
規制委員会は、審査を中断。
業務プロセスの改善が求められ、
社内規定を見直し、
ようやく審査が再開されたものの…
2022年12月、初の審査会合で
157カ所の誤りがわかり、
2023年3月、更に8カ所の誤りが見つかり、
再び中断。
そして、規制委員会は、日本原電に、
8月31日までに、修正して提出するよう求め、
「最終通告では?」と言われる中、
日本原電は、補正を実施。
9月6日、補正申請書で補正が確認され、
規制委員会は、審査再開を了承。
12月14日、15日、現地調査を実施。
そして、7月26日、規制委員会は、
原子炉建屋の真下を走る断層が
将来動く可能性を否定することは困難、と
事実上、再稼働を認めない結論を出しました。
さて、この長きにわたる論争には、
私も、議員として説明会などで、
最初から、関わってきたわけですが…
当初、規制委員会から、
直下に活断層があることを指摘された時の
日本原電の説明会は…
原子力規制委員会の調査について、
「正しくない、データ不十分」
「理屈も理解できない」と述べ…
プロジェクターで議事録を大きく映し出し、
有識者が日本原電側の話を打ち切ったり、
遮ったりした言葉を赤文字で示し、
「説明しようとしても聞いてもらえなかった」
「議論に加えてもらえなかった」などなど、
規制委員会がいかに不誠実か、の説明。
こうした日本原電の説明に対し、
議員からは、
「規制委員会を法的に訴えないのか」との
発言が出るなど、好戦的で…
更に、規制委員会の説明に対しても、
「さっぱりわからない、準備不足」
「原発反対の専門委員がいて、公平に判断できるのか」
「日本原電側にもすばらしい知識をもった人がいる」
「実績作りとしか思えない」など、
はなから否定的な議員が多く…
忘れられないのは、
規制委員会に福島の方がおられ
「原発事故が起きたら大変なんです。
私も家に帰れなくなったんです」と発言。
それは、事故が起きれば大変なことになるから、
科学的に判断しないといけない、
と言ったと私は受け止めたのですが…
ところが、それに対し、1人の議員が机を叩き、
「そんなの関係ない」と言い放ち…
その後、何人もの議員が続き、
口々に、「関係ない」と…
鳥肌が立ち、涙が出そうになりました。
原発事故で故郷を奪われた人に
なんて無情なことを言うのだろう…と。
地域経済、暮らしは大事です。
でも、それは、安全、安心が前提です。
2014年の樋口判決「豊かな国土と底に国民が
根を下ろして生活している事が国富である」と。
さて…
規制委員会が、再稼働を認めない結論を出すのは
2012年の発足後初めて。
ようやく、規制委員会らしい役割を
果たしてくれた、と思います。
ところが…日本原電は、
「廃炉は考えていない」
「今後も再稼働に向けて、取り組んでいきたい」
「追加調査をし、説明させていただきたい」と。
え…まだまだ、続くのでしょうか?
また、こうなったら、次は新増設だ!と
息巻いている方もおられるようですが…
日本原電には、今後は、
廃炉のパイオニアとしてがんばって頂きたいです。
参考までに、
過去の説明会の様子を、一部、ご紹介します。
2013年2月20日
「原子力規制委員会と日本原電の説明会」
2013年6月8日
「敦賀市議会に規制庁などが説明」
2013年8月21㈰
日本原電の破砕帯について説明会
2013年10月28日
「もんじゅ、日本原電の議員説明会」
2014年8月13日
「日本原電の破砕帯調査の議員説明会」
日本原電敦賀2号機の再稼働を
認めない結論を出しました。
12年におよぶ論争に、
ついに終止符がうたれました。
これまでをふり返ると…
13年前、フクシマ原発事故があり、
政府は、原子力規制委員会を新設。
2012年12月、規制委員会の有識者会合が
2号機直下の破砕帯を「活断層」と指摘。
日本原電は、独自で調査し
「活断層ではない」と主張。
2015年3月、有識者会合が
「将来動く可能性がある」と指摘。
日本原電は、「動かない」と主張し、
追加でボーリング調査を行い、
結果を盛り込み再稼働に向けた審査を申請。
ところが、2019年に、
審査資料に931カ所の誤記が見つかり…
その後、調査の結果、誤記は合計1139カ所に。
更に、2020年、データの書き換えが指摘され、
審査がストップ。
書き換えは80カ所にのぼりました。
2021年、審査資料を提出しましたが、
またもや誤記や記載漏れが13カ所見つかり、
規制委員会は、審査を中断。
業務プロセスの改善が求められ、
社内規定を見直し、
ようやく審査が再開されたものの…
2022年12月、初の審査会合で
157カ所の誤りがわかり、
2023年3月、更に8カ所の誤りが見つかり、
再び中断。
そして、規制委員会は、日本原電に、
8月31日までに、修正して提出するよう求め、
「最終通告では?」と言われる中、
日本原電は、補正を実施。
9月6日、補正申請書で補正が確認され、
規制委員会は、審査再開を了承。
12月14日、15日、現地調査を実施。
そして、7月26日、規制委員会は、
原子炉建屋の真下を走る断層が
将来動く可能性を否定することは困難、と
事実上、再稼働を認めない結論を出しました。
さて、この長きにわたる論争には、
私も、議員として説明会などで、
最初から、関わってきたわけですが…
当初、規制委員会から、
直下に活断層があることを指摘された時の
日本原電の説明会は…
原子力規制委員会の調査について、
「正しくない、データ不十分」
「理屈も理解できない」と述べ…
プロジェクターで議事録を大きく映し出し、
有識者が日本原電側の話を打ち切ったり、
遮ったりした言葉を赤文字で示し、
「説明しようとしても聞いてもらえなかった」
「議論に加えてもらえなかった」などなど、
規制委員会がいかに不誠実か、の説明。
こうした日本原電の説明に対し、
議員からは、
「規制委員会を法的に訴えないのか」との
発言が出るなど、好戦的で…
更に、規制委員会の説明に対しても、
「さっぱりわからない、準備不足」
「原発反対の専門委員がいて、公平に判断できるのか」
「日本原電側にもすばらしい知識をもった人がいる」
「実績作りとしか思えない」など、
はなから否定的な議員が多く…
忘れられないのは、
規制委員会に福島の方がおられ
「原発事故が起きたら大変なんです。
私も家に帰れなくなったんです」と発言。
それは、事故が起きれば大変なことになるから、
科学的に判断しないといけない、
と言ったと私は受け止めたのですが…
ところが、それに対し、1人の議員が机を叩き、
「そんなの関係ない」と言い放ち…
その後、何人もの議員が続き、
口々に、「関係ない」と…
鳥肌が立ち、涙が出そうになりました。
原発事故で故郷を奪われた人に
なんて無情なことを言うのだろう…と。
地域経済、暮らしは大事です。
でも、それは、安全、安心が前提です。
2014年の樋口判決「豊かな国土と底に国民が
根を下ろして生活している事が国富である」と。
さて…
規制委員会が、再稼働を認めない結論を出すのは
2012年の発足後初めて。
ようやく、規制委員会らしい役割を
果たしてくれた、と思います。
ところが…日本原電は、
「廃炉は考えていない」
「今後も再稼働に向けて、取り組んでいきたい」
「追加調査をし、説明させていただきたい」と。
え…まだまだ、続くのでしょうか?
また、こうなったら、次は新増設だ!と
息巻いている方もおられるようですが…
日本原電には、今後は、
廃炉のパイオニアとしてがんばって頂きたいです。
参考までに、
過去の説明会の様子を、一部、ご紹介します。
2013年2月20日
「原子力規制委員会と日本原電の説明会」
2013年6月8日
「敦賀市議会に規制庁などが説明」
2013年8月21㈰
日本原電の破砕帯について説明会
2013年10月28日
「もんじゅ、日本原電の議員説明会」
2014年8月13日
「日本原電の破砕帯調査の議員説明会」
2024年07月13日
原発の使用済燃料の乾式貯蔵の学習会
7月13日、プラザ萬象で
敦賀市戦没者戦災死没者追悼式が行われました。
昭和20年の3回にわたる空襲で市民225人が、
戦地等で1,764人が、戦争の犠牲になっています。
黙祷、追悼の辞の後、花を捧げ、
亡くなられた方々の冥福と世界平和を祈りました。
今年はじめて、会場内で、
敦賀市の戦災の写真が提示され、
当時を知る世代から、若い人まで、
食い入るように見ていました。
敦賀の戦災の様子を見る機会は少ないので、
良い取り組みですね。
これからも、ぜひ、続けて欲しいです。
午後は、あいあいプラザで、
「原発使用済燃料の乾式貯蔵 Q&A学習会」
がありました。
講師は、長沢啓行大阪府立大学名誉教授です。
講師からの40分の説明の後、
1時間、参加者からの質問に答える形式でしたが…
100名近い参加者で、時間がオーバーするほど、
質問が相次ぎました。
たいへん、わかりやすいお話しで、
目からウロコ…
まず、使用済燃料を置いておくのに、
乾式貯蔵と燃料プールでは
どっちがマシかというと…
燃料プールの方がマシなんだそうです。
構造上、中性子やガンマ線など
放射線が漏れるキャスクに使用済燃料を入れて、
空気が循環できるよう空気孔がある建屋に、
置いておく乾式貯蔵の方が、
作業員の被爆も増えるし、危険です。
更に、使用済燃料をプールから取り出し、
キャスクに入れることで、
燃料プールに空きができるので、
結果的に、原発の稼働延長が可能となり、
危険な老朽原発の運転が続けられることに…
そして、燃料プールに、
使用済燃料が次々と入れられ…
高温の使用済燃料がプールに入っている状態で、
大地震が起きて水漏れしたら…
崩壊熱で燃料が溶け、
放射性物質が大量にもれる大事故の危険が…。
そのため、乾式貯蔵には、
三重の危険があるわけです。
なので、関電が言うように、
これ以上、貯蔵量を増やさないと言うのであれば、
あらたに、多額のお金をかけて
危険な乾式貯蔵を整備する必要はないし、
このまま、60年の寿命を全うして、
終わることができるわけで…
原発を止めるなら、今しか無い、と。
なるほど〜❗
また、関電は、燃焼度制限を引き上げた
高燃焼度燃料(ステップ2)を使っているそうで…
その使用済燃料は、より高温で、より危険。
そのため、キャスクも無いし、
むつ市にある使用済燃料中間貯蔵施設も
受け入れを拒否しているし、
六ヶ所村の再処理工場にも行けない、と。
知りませんでした。
更に、使用済燃料を混ぜたMOX燃料を
使って運転するプルサーマルで出た
高燃焼度の使用済燃料は、
プールで冷ますのに90年かかるそうで…
90年…
誰が責任をとるのでしょうか?
まさに、トイレ無きマンションです。
お話しを聞いていて、胸が重苦しくなりました。
でも、とてもわかりやすいお話しで、
ぜひ、たくさんの人に聞いて欲しいと思いました。
「知は力」です。
未来の子ども達が
安心して安全な敦賀で暮らせるよう、
これからも、学びながら、力をつけて、
運動を続けていきたいと思います。
敦賀市戦没者戦災死没者追悼式が行われました。
昭和20年の3回にわたる空襲で市民225人が、
戦地等で1,764人が、戦争の犠牲になっています。
黙祷、追悼の辞の後、花を捧げ、
亡くなられた方々の冥福と世界平和を祈りました。
今年はじめて、会場内で、
敦賀市の戦災の写真が提示され、
当時を知る世代から、若い人まで、
食い入るように見ていました。
敦賀の戦災の様子を見る機会は少ないので、
良い取り組みですね。
これからも、ぜひ、続けて欲しいです。
午後は、あいあいプラザで、
「原発使用済燃料の乾式貯蔵 Q&A学習会」
がありました。
講師は、長沢啓行大阪府立大学名誉教授です。
講師からの40分の説明の後、
1時間、参加者からの質問に答える形式でしたが…
100名近い参加者で、時間がオーバーするほど、
質問が相次ぎました。
たいへん、わかりやすいお話しで、
目からウロコ…
まず、使用済燃料を置いておくのに、
乾式貯蔵と燃料プールでは
どっちがマシかというと…
燃料プールの方がマシなんだそうです。
構造上、中性子やガンマ線など
放射線が漏れるキャスクに使用済燃料を入れて、
空気が循環できるよう空気孔がある建屋に、
置いておく乾式貯蔵の方が、
作業員の被爆も増えるし、危険です。
更に、使用済燃料をプールから取り出し、
キャスクに入れることで、
燃料プールに空きができるので、
結果的に、原発の稼働延長が可能となり、
危険な老朽原発の運転が続けられることに…
そして、燃料プールに、
使用済燃料が次々と入れられ…
高温の使用済燃料がプールに入っている状態で、
大地震が起きて水漏れしたら…
崩壊熱で燃料が溶け、
放射性物質が大量にもれる大事故の危険が…。
そのため、乾式貯蔵には、
三重の危険があるわけです。
なので、関電が言うように、
これ以上、貯蔵量を増やさないと言うのであれば、
あらたに、多額のお金をかけて
危険な乾式貯蔵を整備する必要はないし、
このまま、60年の寿命を全うして、
終わることができるわけで…
原発を止めるなら、今しか無い、と。
なるほど〜❗
また、関電は、燃焼度制限を引き上げた
高燃焼度燃料(ステップ2)を使っているそうで…
その使用済燃料は、より高温で、より危険。
そのため、キャスクも無いし、
むつ市にある使用済燃料中間貯蔵施設も
受け入れを拒否しているし、
六ヶ所村の再処理工場にも行けない、と。
知りませんでした。
更に、使用済燃料を混ぜたMOX燃料を
使って運転するプルサーマルで出た
高燃焼度の使用済燃料は、
プールで冷ますのに90年かかるそうで…
90年…
誰が責任をとるのでしょうか?
まさに、トイレ無きマンションです。
お話しを聞いていて、胸が重苦しくなりました。
でも、とてもわかりやすいお話しで、
ぜひ、たくさんの人に聞いて欲しいと思いました。
「知は力」です。
未来の子ども達が
安心して安全な敦賀で暮らせるよう、
これからも、学びながら、力をつけて、
運動を続けていきたいと思います。